男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク37位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が同59位のM・マクドナルド(アメリカ)を6-4, 6-2の…

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク37位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が同59位のM・マクドナルド(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」大会では準優勝した昨年4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)以来2度目のベスト4進出を果たした。試合後にダビドビッチ フォキナは「トップ選手撃破は大きな自信」と明かした。
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24歳のダビドビッチ フォキナが出場するのは今回が3度目であるが、過去2大会では初戦敗退となっている。それでも今大会、1回戦で世界ランク43位のJ・J・ウルフ(アメリカ)を下し大会初白星を飾ると、2回戦で第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)、3回戦で第3シードのC・ルード(ノルウェー)を下し8強入りした。
準々決勝の第1セット、第2ゲームで先にブレークを許したダビドビッチ フォキナだが、直後の第3ゲームでブレークバックに成功。その後、第4・第8ゲームで1度ずつブレークポイントを凌ぐと終盤となる第9ゲームでブレークを奪い、先行する。
続く第2セット、ダビドビッチ フォキナは第1ゲームから3ゲームを連取。直後の第4ゲームで1度のブレークバックを許すも第5ゲームで3度目のブレークを奪い、1時間36分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにダビドビッチ フォキナのコメントを掲載し「トップ選手を破ったことは大きな自信になっている。コートに立ち、最高のプレーをして、すべての瞬間、すべてのポイントを楽しみたい。僕が望む戦いをするためにね。今日、最初は素晴らしいプレーをしていたのに少しミスをした。でも、それが僕に大きな力を与えてくれた」と語った。
「良いルーティンや習慣が重要。すべての習慣はコートの外にある。もちろんコート上のこともたくさんあるけど、コート外のこともたくさんある」
勝利したダビドビッチ フォキナは準決勝で世界ランク18位のA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準々決勝で第2シードのD・メドベージェフを7-6 (9-7), 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
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