「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、ディーダ・デ グロート(オランダ)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-0 6-4で破り、グランドスラム初優勝を果たした。試合…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、ディーダ・デ グロート(オランダ)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-0 6-4で破り、グランドスラム初優勝を果たした。試合時間は49分。

 今年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初出場を果たした20歳のデ グロートは、シングルスでは過去2大会でいずれも初戦敗退に終わっていた。今大会の1回戦でジョーダン・ワイリー(イギリス)を6-2 7-6(4)で下して初勝利を挙げると、準決勝ではアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-0 6-2で倒して決勝進出を決めていた。

 準決勝で第2シードの上地結衣(エイベックス)を破ったエラルブロックは、全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続いて準優勝に終わった。

 デ グロートはマジョレーン・バイス(オランダ)とのダブルスでも勝ち残っており、単複2冠をかけて大会3連覇中の上地/ワイリーと対戦する。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。(テニスマガジン/Tennis Magazine)