B2の熊本ヴォルターズは8月10日、U15チームのヘッドコーチが、指導現場で不適切な発言をしていたことから訓戒処分とし、同コ…

 B2の熊本ヴォルターズは8月10日、U15チームのヘッドコーチが、指導現場で不適切な発言をしていたことから訓戒処分とし、同コーチからの辞任の申し入れを受理したと発表した。

 球団は2日に不適切な発言があったというヘッドコーチの活動停止を発表し、コンプライアンス委員会を立ち上げ、顧問弁護士らとともに調査を開始。選手や保護者へのヒアリングをはじめとした事実確認を行う中で、実際に不適切な発言があったことを確認し、ヘッドコーチ本人も一部の事実を認めたという。

 顧問弁護士によると、今回の事案は「パワーハラスメントには該当しない」との判断だったが、コンプライアンス委員会での審議を経て訓戒処分と決定。ヘッドコーチは辞任し、当面は暫定コーチがヘッドコーチの役割を遂行するという。

 球団は今回の発表に際して、次のようにコメントした。

「今回の件で不快な思いをされた選手、保護者様に深くお詫び申し上げます。また、パートナー様をはじめ、日頃から熊本ヴォルターズを支えていただいている全ての皆様に、ご迷惑・ご心配をおかけしたことにつきましても重ねて深くお詫びを申し上げます。熊本ヴォルターズは、この事態を重く受け止め、あらゆる現場で再発防止に努めることを誓います」