男子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、ATP1000）は９日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＣ・アルカラス（スペイン）が世界ランク４１位のＢ・シェルトン（アメリカ）との２０歳対決を6-3, 7-6 (…

男子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、ATP1000）は９日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＣ・アルカラス（スペイン）が世界ランク４１位のＢ・シェルトン（アメリカ）との２０歳対決を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで制し、大会初白星を挙げると共に初戦突破を果たした。アルカラスはこの勝利でマッチ１３連勝となった。
＞＞アルカラス、メドベージェフらナショナル・バンクOP組合せ＜＜
６月のシンチ・チャンピオンシップス（イギリス/ロンドン・クイーンズ、芝、ATP500）、先月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）と２大会連続で優勝したアルカラス。ナショナル・バンク・オープン初出場となった昨年大会では初戦となる２回戦でＴ・ポール（アメリカ）に敗れていた。
初戦となった２回戦の第１セット、第１ゲームで３度のブレークポイントを凌いだアルカラス。第４ゲームでブレークに成功し先行する。続く第２セット、互いにブレークポイントを与えずサービスキープが続きタイブレークに突入。アルカラスが３度のミニブレークを奪い、１時間３８分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「自分のレベルでプレーしようとしたけど簡単ではなかった。彼（シェルトン）は最初から最後のボールまで、僕よりアグレッシブだった。でも、自分のリズムでプレーすることを心掛けた。この試合は、次のラウンドでもっと集中し、試合の最初に自分のプレーを優先させるのに役立つだろう」と語った。
勝利はアルカラスは３回戦で第１５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）と対戦する。フルカチュは２回戦で世界ランク４４位のＭ・キツマノビッチ（セルビア）を5-7, 6-3, 6-0の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第１シードのＣ・アルカラス、第２シードのＤ・メドベージェフ、第７シードのＪ・シナー（イタリア）、第８シードのＴ・フリッツ（アメリカ）、第１２シードのポール、第１６シードのＬ・ムセッティ（イタリア）らが１６強に駒を進めた。
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