男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)が予選から出場した世界ランク115位…

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)が予選から出場した世界ランク115位のダニエル太郎を6-4, 6-3のストレートで破り、2016年以来7年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。試合後にラオニッチは「難しいとは思っていた」と明かした。
>>アルカラス、メドベージェフらナショナル・バンクOP組合せ<<
2013年の準優勝が最高成績となっている世界ランク545位のラオニッチは今大会、1回戦で第9シードのF・ティアフォー(アメリカ)を逆転で下し初戦突破を決めた。
2回戦、ラオニッチは15本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。ダニエルに1度もブレークチャンスを与えず、自身は2度のブレークに成功し、1時間30分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにラオニッチのコメントを掲載し「(ティアフォーの試合は)体力的にもメンタル的にも難しかった。だから、今日クリーンなプレーができたことは大きいよ。それは明日にも繋がることだから、喜ぶべきこと」と語った。
「正直なところ、長い間、連続で試合をすることがあまりなかったから、今日はあんなにいいプレーができるとは思っていなかった。難しいとは思っていたよ。でも、かなりうまくやれたと思うし、明日はもっといいプレーができると思うよ」
勝利はラオニッチは3回戦で世界ランク59位のM・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは2回戦で第6シードのA・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第2シードのD・メドベージェフ、第7シードのJ・シナー(イタリア)、第8シードのT・フリッツ(アメリカ)、第12シードのT・ポール(アメリカ)、第15シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第16シードのL・ムセッティ(イタリア)らが16強に駒を進めた。
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