男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク38位のM・ベレッティーニ(イタリア)は第7シードのJ・シナー(イタリア)に4-6, 3-6のストレートで敗れ…

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク38位のM・ベレッティーニ(イタリア)は第7シードのJ・シナー(イタリア)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、大会初のベスト16進出を逃した。敗れたベレッティーニだが、この日の第1セットでは絶妙なロブを披露し観客を沸かせた。
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27歳のベレッティーニは今季、3月に右足を負傷し一時ツアーを離脱。さらに4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で3回戦に進出したものの、腹斜筋の負傷により棄権を発表。その後、再びツアーを離脱しリハビリに努めた。
復帰戦となった6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)では初戦敗退となるも続くウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では16強入りした。
今大会では1回戦で世界ランク58位のG・バレール(フランス)を下し初戦突破を果たした。
2回戦の第1セット、開始から互いにブレークポイントを握るも活かせず、サービスキープが続く。第9ゲームでは絶妙なロブを披露し観客を沸かせたベレッティーニだったが直後の第10ゲームでブレークを許し先行される。
続く第2セット、第1ゲームから3ゲームを連取されたベレッティーニは1度もブレークバックのチャンスを掴めず。同胞のシナーに1時間30分で敗れた。
勝利したシナーは3回戦で世界ランク40位のA・マレー(イギリス)と対戦する。マレーは2回戦で予選を勝ち上がった同78位のM・パーセル(オーストラリア)を7-6 (7-2), 3-6, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第2シードのD・メドベージェフ、第8シードのT・フリッツ(アメリカ)、第12シードのT・ポール(アメリカ)、第15シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第16シードのL・ムセッティ(イタリア)らが16強に駒を進めた。
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