ケラモフのパワーに圧倒され、敗れた朝倉。再起を誓う「路上の伝説」が自身の想いを記した。(C)RIZIN FF 去る7月30日にさいたまスーパーアリーナで行われた『超RIZIN.2』のメインマッチで、朝倉未来(トライフォース赤坂)は、…

ケラモフのパワーに圧倒され、敗れた朝倉。再起を誓う「路上の伝説」が自身の想いを記した。(C)RIZIN FF

 去る7月30日にさいたまスーパーアリーナで行われた『超RIZIN.2』のメインマッチで、朝倉未来(トライフォース赤坂)は、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に敗戦。RIZINフェザー級王座決定戦でタイトル獲得の機を逸した。

 わずか1ラウンドでのタップ負け。ケラモフの強さを称えるべきではあるが、衝撃的とも言うべき敗戦を喫したカリスマには、ありとあらゆる意見が飛んだ。そのなかで小さくない反響を呼んだのが、元K‐1WORLDMAX世界王者の魔裟斗氏による提言だった。

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 かつて天才と呼ばれた魔裟斗氏は、今月1日に更新した自身のYouTubeチャンネル「魔裟斗チャンネル」で「俺も自分で経験あるけど、格闘技1本でやってる奴は強いよ。レベルが上がれば上がるほど、いろんなことやってたら勝てない。それは自分が経験してるからよくわかる」と指摘。ユーチューバーや格闘技イベント「Breaking Down」の主催など、多忙を極める朝倉の姿勢を手厳しく論じた。

 魔裟斗氏の意見が話題となるなかで、朝倉も持論を展開した。8月7日に自身のThreadsを更新した31歳は、「YouTubeをやめて一本でやれなど意見が出ていますが、このままいく」と断言。そのうえで、「修正点はそこではない。ちなみにだけど、先月投稿したYouTube撮影にかかった時間はトータルで5.6時間ほどです」と自身の置かれた環境を明かしている。

 さらに「他の事業10個以上やっていても1日1時間以上仕事する日は稀」と続けた朝倉は、「かなり格闘技に専念できている。ただ足りてない練習がわかったので改善していく」と強調。再起に向けた覚悟を改めている。

 はたして、“路上の伝説”と称されるカリスマは、いかに己を磨いていくのか。今後の動向から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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