8月7日、中国の成都にて7月28日から8月6日にかけて開催された「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2021/成都)」…

 8月7日、中国の成都にて7月28日から8月6日にかけて開催された「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2021/成都)」が閉幕した。

 女子ユニバ日本代表は、鈴置彩夏(ENEOSサンフラワーズ)や江村優有(早稲田大学3年)など、Wリーグや大学生でも国際大会の経験を持つ布陣で現地に乗り込んだ。予選ラウンド1回戦を100点ゲームで快勝するなど今大会でも安定した実力を発揮し、順調に駒を進めた決勝戦。強敵中国を相手に序盤から劣勢の展開となったが、粘り強く点差を1ケタに抑え続けた。試合残り2分で1ポゼッション差まで迫ったものの、準優勝で大会を終えた。

 キャプテンを務めた鈴置、スコアでチームをけん引した三浦舞華(白鷗大学)、岡本美優(東京医療保健大学)、朝比奈あずさ(筑波大学)が大会を終えて、日本バスケットボール協会を通じてコメントを残した。


【鈴置彩夏 コメント】

「たくさんの応援ありがとうございました。結果としてはすごく悔しいですが、試合を重ねるうちにチームの一体感が増して、最後までチーム全員で戦えたことが良かったと思います。世界でも日本のスピードや速い展開のバスケットが通用するということは、すごく実感できたと思います。個人としては、世界で戦うのが初めてでした。世界での舞台をすごく楽しんでバスケットできたのは良かったですが、その分、課題がたくさん見つかりました。自チームに帰って、またレベルアップできるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました」

【三浦舞華 コメント】

「今大会では、自分にできることを100パーセント出し切るという目標で試合に臨みました。結果は準優勝でしたが、自分にできることを100パーセント出し切ることで、自分でも想像を超えるようなプレーをすることができたり、楽しんでプレーをすることができました。これからも、自分にできることを100パーセント出し切ってがんばっていきたいと思います。ありがとうございました」

【岡本美優 コメント】

「今大会を振り返って、準決勝までは自分のプレーがあまりできませんでした。でも、準決勝、決勝と自分のプレーをして、バスケットを楽しむことができて、とても良かったと思います。応援ありがとうございました」

【朝比奈あずさ コメント】

「今大会では自分の役割を果たして、チームの優勝に貢献することを目標に取り組みました。結果は準優勝でしたが、チーム一丸となって楽しくプレーすることができました。この悔しさを忘れずに、次のレベルアップができるようにがんばります。ありがとうございました」