テニスのウィンブルドン選手権は7月14日に男子シングルス準決勝が行われた。第7シードのマリン・チリッチは第24シードのサム・クエリーと対戦して6-7、6-4、7-6、7-5で勝利。逆転で初の決勝進出を決めた。第1セットをタイブレークで落とし…

テニスのウィンブルドン選手権は7月14日に男子シングルス準決勝が行われた。第7シードのマリン・チリッチは第24シードのサム・クエリーと対戦して6-7、6-4、7-6、7-5で勝利。逆転で初の決勝進出を決めた。

第1セットをタイブレークで落としたチリッチだが、続くセットを連取してセットカウント2-1とする。第4セットでは先にブレークを許したが追いつき、第12ゲームでクエリーのサービスゲームを破った。

高速サーブを武器に準々決勝では第1シードのアンディ・マレーを破ったクエリー。だがグランドスラムで初の決勝進出はならなかった。

対するチリッチはグランドスラムで2度目の決勝進出。前回の決勝は錦織圭を破ってタイトルを獲得した2014年の全米オープン。

ウィンブルドン初の決勝進出を果たしたチリッチにファンからは、「全米を制したころの勢いが戻って来た」「今大会の安定感は以前にはなかったものだね」「それでもスーパーチリッチじゃないと決勝のフェデラーは厳しい」「チリッチは波があるけど乗ったときは手がつけられない。GS決勝で大仕事をやってくれそう」などの声が寄せられている。

マリン・チリッチ(2017年7月14日)(c) Getty Images

マリン・チリッチ(2017年7月14日)(c) Getty Images