今月3日(月)からイギリス・ロンドンで開催されているテニスの4大大会であるグランドスラムで唯一グラスコートを舞台とする「ウィンブルドン」(本戦7月3日~16日/グラスコート)。[Draw]ウ…

 今月3日(月)からイギリス・ロンドンで開催されているテニスの4大大会であるグランドスラムで唯一グラスコートを舞台とする「ウィンブルドン」(本戦7月3日~16日/グラスコート)。[Draw]ウィンブルドン 男子シングルス[Draw]ウィンブルドン 女子シングルス

 大会11日目の14日は男子シングルス準決勝が行われ、史上最多の8度目の大会制覇を目指す第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、準優勝した2010年以来の決勝進出を狙う第11シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を7-6(4) 7-6(4) 6-4ストレートで下し、今大会1セットも落とすことなく11度目の決勝進出を決めた。

 ウィンブルドンで初のベスト4入りを果たした選手同士の対戦となった第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第24シードのサム・クエリー(アメリカ)の一戦はチリッチが6-7(6) 6-4 7-6(3) 7-5でクエリーに勝利し、2014年の全米オープン以来、2度目のグランドスラム決勝に進出を果たした。

 車いす部門男女シングルス準決勝では、故障からの完全復活を目指す国枝慎吾(日本/ユニクロ)が、ステファン・オルソン(スウェーデン)に4-6 2-6で敗れた。

 女子シングルスでも全豪オープンおよび全仏オープンに続くグランドスラム3連勝に挑んだ上地結衣(日本/エイベックス)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)に7(4) 6-1 6-7(4)で惜敗。国枝、上地ともに決勝進出はならなかった。

 また、女子ダブルス準決勝には、レタナ・ボラコバ(チェコ)とのペアでグランドスラム初のベスト4入りを果たした二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が登場。決勝進出を賭けて第9シードのチャン・ハオチン(台湾)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)との一戦に臨んだが、6-7(4) 6-4 7-9で敗れ、決勝進出はならなかった。 大会12日目の15日は女子シングルス決勝が行われ、9年ぶり6度目の優勝を狙う第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と昨年の全仏オープン以来となるグランドスラム制覇を目指す第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が対戦。両者はこれまで4度対戦し、ビーナスが3勝1敗で勝ち越しているが、芝での対戦は今回が初めてとなる。

尚、本サイトではウィンブルドンの試合を厳選して、連日テキスト速報でお送りします。是非お楽しみください。

■7/15の速報対象試合(予定)※変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

女子シングルス準決勝<センターコート>

21:45:ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[14]VS.ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)[10](テニスデイリー/ナノ・アソシエーション)

※写真は「ウィンブルドン」で決勝進出を果たした37歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)。地元イギリスのジョハナ・コンタをストレートで下す。(写真◎Getty Images)

Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 13: Venus Williams of The United States celebrates match point and victory during the Ladies Singles semi final match against Johanna Konta of Great Britain on day ten of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club at Wimbledon on July 13, 2017 in London, England. (Photo by Andrew Couldridge - Pool/Getty Images)