男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は5日、シングルス決勝が行われ、世界ランク72位のS・バエス(アルゼンチン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同116位のD・ティーム(オー…

男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は5日、シングルス決勝が行われ、世界ランク72位のS・バエス(アルゼンチン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同116位のD・ティーム(オーストリア)を6-3, 6-1のストレートで破り、今年2月のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)以来 約6カ月ぶりの優勝を果たし、キャリア3勝目を飾った。
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22歳のバエスは今年2月のコルドバ・オープンで昨年5月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)以来となる通算2度目のタイトルを掲げた。しかし、直近では先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、ノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)、ハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)と3週連続の初戦敗退を喫していた。
それでも今大会の1回戦、予選を勝ち上がった世界ランク147位のH・メジェドビッチ(セルビア)、2回戦で第6シードのR・カルバレス バエナ(スペイン)、準々決勝で同120位のA・モルカン(スロバキア)、準決勝で第1シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、バエスはファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得し元世界ランク3位のティームに1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは第4ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでブレークに成功したバエス。ゲームカウント2-1とリードすると4ゲームを連取し、1時間20分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティームのコメントを掲載し「ドミ(ティーム)はここ出身だから、みんなが勝ってほしかったのは分かるよ。僕にとって今日だけでなく、この1週間は幸せだった。すべての人々、観客のおかげで、今週はとても居心地がよかった。このコンディションがベストでないことは分かっているけど、この場所は素晴らしいし、毎日を楽しむことができた。優勝できてうれしい。ドミと彼のチームを祝福する。(彼らにとって)最高の1週間だったから、彼が最高のレベルに戻ってくることを願っている」と語った。
「この瞬間を楽しみたい。素晴らしい1週間だった。この喜びを(チームと)一緒に分かち合いたい。ここ数週間は最高の結果ではなかったからね」
一方、敗れたティームは2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来となるタイトル獲得とはならなかった。
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