先週に引き続き、今週も新潟・札幌の2場開催。暑い時期ながら、6鞍行われる新馬戦には、魅力あふれる若駒たちが顔を揃えた。今…
先週に引き続き、今週も新潟・札幌の2場開催。暑い時期ながら、6鞍行われる新馬戦には、魅力あふれる若駒たちが顔を揃えた。
今回は今週の2歳戦(芝・ダート)の中から、東西の注目すべき2頭をピックアップして、勝負できるか否か、その能力を分析する。
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■コルレオニス
新馬勝ち期待度 ★★★☆☆ 牡 (栗)友道康夫 父:レイデオロ 母:ヒストリックスター
6日札幌2歳新馬(芝1800m)でデビュー。2014年の桜花賞馬ハープスターの半弟で、キャロットファームにて総額8000万円(1口20万円)にて募集された期待の馬。1週前追い切りは、函館Wコースにて、2歳未勝利馬を相手に追走から先着。2日の最終追い切りは、函館芝コースで2歳新馬と併せ、ほぼ馬なりで4F54秒4、ラスト1F12秒0をマークし併入。調整過程は順調だが、まだまだ粗削りな印象で、良くなるのは先だろう。
兄姉もハープスターこそ新馬勝ちを果たしているものの、勝ち上がった3頭はいずれもデビュー戦で敗れており、新馬からいきなり、とは言い難い。ここは7頭立てと少頭数ながら、ガイアメンテやミスマテンロウ、タイセイレスポンスなど、メンバーが揃っており、過剰に人気を集めるようなら、アタマ勝負は避けておきたい。
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか 20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。