女子テニスで元世界ランク40位の森田あゆみは4日に現役引退を表明。自身の公式サイトでは「選手としては完全燃焼出来たと自分の中では感じています。今後はコーチとしてテニスに携わり、少しでもジュニアや選手の力になれるよう頑張っていきます」とコメ…

女子テニスで元世界ランク40位の森田あゆみは4日に現役引退を表明。自身の公式サイトでは「選手としては完全燃焼出来たと自分の中では感じています。今後はコーチとしてテニスに携わり、少しでもジュニアや選手の力になれるよう頑張っていきます」とコメントした。
7歳でテニスを始め、ジュニア時代から世界の舞台でトップジュニアとして活躍した森田。2004年の全日本選手権では史上最年少の14歳(中学3年生)でベスト8入りを果たし、2005年には当時日本史上最年少でプロテニスプレーヤとなった。同年の全日本選手権では「15歳8ヶ月8日」で初優勝し、大会史上3番目の年少優勝記録を打ち立てた。
また、2008年には北京オリンピックのテニス競技(中国/北京、ハード)に出場し、シングルス・ダブルスともに2回戦に進出。全てのグランドスラムで勝利を挙げ、2011年、2013年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では四大大会初の3回戦進出。2011年10月3日付の世界ランキングでは自己最高となる40位を記録した。
森田は自身の公式サイトで次のようにコメントした。
「私、森田あゆみは現役生活を引退する決断をしましたことをご報告させていただきます。手首の手術をしてからはなかなか思うようにいかないことが多く大変な時期もありましたが、何も悔いが残らないところまでやり切り、選手としては完全燃焼出来たと自分の中では感じています。テニスを通じて素晴らしい経験もでき、たくさんの方に応援していただき支えてもらい、凄く恵まれた幸せな選手生活だったと心から思っています!」
「選手生活を最後までサポートしていただいた安藤証券様はじめ、今までサポートしてくださった多くのスポンサー様、ドクターやトレーナー、理学療法士の方々、家族、応援してくださったファンの皆様、そして20年間一緒に頑張り続けてくださった丸山コーチには感謝の気持ちでいっぱいです」
「今後はコーチとしてテニスに携わり、少しでもジュニアや選手の力になれるよう頑張っていきます!今まで本当にありがとうございました!」
なお、9月4日に開幕する安藤証券オープン(日本/ 東京、ハード、ITF)のシングルス・ダブルス決勝戦後に(9月9日)引退セレモニーを行う予定となっている。
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