男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は2日、シングルス2回戦が行われ、第15シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク70位のB・ナカシマ(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-4のストレー…

男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は2日、シングルス2回戦が行われ、第15シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク70位のB・ナカシマ(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、2018年以来5年ぶり3度目の3回戦進出を果たした。
>>綿貫、マレーらシティOPの組合せ<<
2006年の同大会で準優勝という成績を残している元世界ランク1位のマレー。今大会はシード勢が1回戦免除のため、この試合が初戦となった。
この日、マレーは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。ナカシマに6度のブレークチャンスを与えるもこれをすべて凌いだ。リターンゲームでは7本のサービスエースを決められたマレーだったが、2度あったブレークチャンスのうち1度を決め切り、2時間11分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。
「試合の最初からとてもいいボールが打てたと思う。リターンでは少し苦労したよ。ブランドン(ナカシマ)はサーブがよかった。特にセカンドサーブはね。僕はリターンで多くのチャンスを作るのに苦労していた。でも、タイブレークの終盤では僕の方が彼よりも少ししっかりしていたんだ。彼は少しミスをしたけれど、僕は十分にボールをプレーに戻せた。第2セットの最初にすぐにブレークに成功して、そこからはサーブもうまくいった。最後はきつかった。ここはコートもボールもすごく遅いから、すべてのゲームでハードワークしなければならない。ポイントを取るのは簡単じゃなかったよ」
36歳で世界ランク44位のマレーは3回戦で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは2回戦で同233位のZ・スヴァイダ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第9シードのD・エヴァンス(イギリス)や第11シードのC・ユーバンクス(アメリカ)、第13シードのU・アンベール(フランス)、第16シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)、世界ランク99位の綿貫陽介、ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているG・モンフィス(フランス)らが3回戦へ駒を進めた。
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