フリースタイルフットボール日本一決定戦『Japan Freestyle Football Championship 2023(以下:JFFC 2023)』が7月29日、30日に横浜・赤レンガ倉庫にて開催され、OPEN部門はAKI、 &nbs…

フリースタイルフットボール日本一決定戦『Japan Freestyle Football Championship 2023(以下:JFFC 2023)』が7月29日、30日に横浜・赤レンガ倉庫にて開催され、OPEN部門はAKI、  Women’s部門ではMoeーK、KIDS部門ではSERAが優勝に輝いた。

本大会は昨年のWARP SHINJUKUから会場を移し、野外の赤レンガ倉庫で炎天下の中、2日間に渡って予選から決勝まで実施された。OPEN部門では29日の予選から50名以上の選手が参戦し、2次にも及ぶ過酷な予選を戦い抜いて翌日のTOP32トーナメントへと続いた。Women’s部門も前回大会女王のmiuをはじめ、5名の有力選手が総当たりとなる激しい予選を展開した。

※OPEN部門 Yu-ri・Hiro-Kの2名はシードとしてTOP32トーナメントから参戦
※KIDS部門は2名による決勝戦のみの実施

OPEN部門は激闘の末、AKIが初優勝を掴む


優勝に輝いたAKI ©Hikaru Funyu / YUSF

OPEN部門の決勝戦は前回大会準優勝者であり、今大会はシード選手として出場したYu-ri と、当時19歳にしてJFFCの史上最年少の表彰を達成しているAKI の対戦となった。Yu-riはエアームーブを武器に日本最高峰のチームであるAir Technicianのメンバーとして多方面で活躍するプレイヤーだ。AKIも数々の国際大会で実績を誇り、流れのあるブレイキンスタイルを入れ込んだムーブが特徴的だ。


左:Yu-ri 右:AKI ©Hikaru Funyu / YUSF

日が落ち始めて気温も少し下がり始めた赤レンガ倉庫で、両者による30秒×3ターンの濃密な決勝戦が行われた。先行のAKIは流れるようなフローでブレイキンの動きを取り入れながら、それに合わせた圧巻のボールコントロール力を見せて会場を盛り上げる。ラストターンには完璧な流れでフリーズを決めて会場は大歓声に包まれた。
Yu-riも3ターンに渡って高難易度のエアームーブを中心にハイレベルなスキルを展開したが、JUDGEはAKIを支持。これにてAKIのJFFC 初優勝が決まった。

また女子決勝はMoe-K vs SORAの戦いとなりMoe-Kが優勝。KIDS部門は出場予定のプレイヤーが体調不良による欠場となり、SERAが優勝に輝いた。
※SERAはOPEN部門に出場したSENAとのエキシビジョンマッチを実施


Moe-K ©Hikaru Funyu / YUSF

 

前回大会のJFFCはKo-sukeの通算5度目となる優勝で幕を閉じ、今大会はAKIの大会初優勝という新たなドラマが生まれた。
そしてJFFCはいよいよ来年に10年目を迎える。来年はどんなドラマが待っているのか、引き続きフリースタイラーたちの活躍に注目していきたい。

大会概要


会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場
主催:日本フリースタイルフットボール連盟(JF3)/ 株式会社Ball Beat
協力:世界フリースタイルフットボール協会(WFFA)/ アジアフリースタイルフットボール連盟(AF3)/ タチカラホールディングス株式会社
協賛:DR.VAPE

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