8月1日、国立競技場でパリ・サンジェルマンとインテル・ミラノが対戦。今夏、多くの海外チームが来日したが、そのオオトリと…
8月1日、国立競技場でパリ・サンジェルマンとインテル・ミラノが対戦。今夏、多くの海外チームが来日したが、そのオオトリとしてフランスとイタリアの強豪クラブが激突した。
セルティック、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、アル・ナスルといった各国のクラブが日本ツアーを組んだ中で、ラストマッチを飾ったのがPSGとインテルの試合だった。両チームともにこれが今夏、東京では初めての試合となる。5万人以上の観客が駆け付けて、その一戦を見守った。
これほどの多くの人が集まった大きな要因が、ブラジル代表FWネイマールの姿を一目見ようというものだった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団し、フランス代表FWキリアン・エムバペも帯同しなかったが、それでもネイマールの知名度は計り知れなかった。
しかし、このインテル戦では大阪での2試合と同じような光景が見られた。つまりは、ネイマールがベンチから動かず、そして、試合中にネイマールコールが起きるというものだ。もっと言えば、試合後にピッチの上でランニングする光景まで、3試合すべてで変わらなかった。
■3試合すべてで未出場
PSGが昨夏に来日した際、Jリーグ3クラブを相手に組まれた日程で、ネイマールは全試合に出場。メッシ、エムバペもすべての試合でピッチに立った。ところが今年は、ネイマールしかいないにもかかわらず、その出場時間は「0」分。観客席から名前を呼ばれるのも仕方のないことだったかもしれない。
しかし、ネイマールは来日前から欧州では出場が危ぶまれていた。というのも、今年2月19日に行われたリーグ・アンの試合で負傷。3月10日には手術を実施しており、ピッチに立てるまでに3、4か月程度の時間がかかることが発表されていた。そしてその後のリーグ戦すべてで未出場だった。
ネイマールは日本での3試合でベンチ入りこそしたがウォーミングアップも回避。試合前、それからハーフタイムに動く姿を見ることができなかった。現在のリハビリメニューでは、それが限界のようだ。
出ることがかなわないと分かっていてもなお3試合すべてでベンチ入りしたのは、ネイマールのせめてもの意地なのかもしれない。