男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は29日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が第8シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで破り、2019年…

男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は29日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が第8シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで破り、2019年以来4年ぶり2度目の決勝進出を果たすとともに今季2度目のツアータイトル獲得に王手をかけた。
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今季、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で優勝を飾った世界ランク9位で25歳のフリッツ。直近では今月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場したが2回戦で敗れた。
それ以来の大会となったフリッツがアトランタ・オープンに出場するのは2021年以来2年ぶりであり、最高成績は2019年の準優勝。今大会では初戦となった2回戦で世界ランク89位のウー・イービン(中国)、準々決勝で同439位の錦織圭を下し、4強入りした。
準決勝の第1セット、第2ゲームで40-0としたフリッツは4度目のブレークチャンスをものにすると直後の第3ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぎゲームカウント3-0とリード。その後のサービスゲームではブレークポイントを与えず、先行する。
続く第2セットでフリッツはファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。開始からサービスキープを続けると終盤となった第11ゲームでブレークに成功し、1時間21分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPはフリッツのコメントを掲載し「堅実な試合だった。今日はサーブがよかったよ。ピンチのときはいつも、いいプレーができた。僕は自分のやるべきことをやっただけで、彼に多くのチャンスを与えなかった」と語った。
「この1週間、たくさんの応援があって最高だった。暑い中、応援に来てくれて本当にありがとう。全ての愛に感謝しているし、決勝でも力を発揮したいね」
勝利したフリッツは決勝で第7シードのU・アンベール(フランス)と世界ランク82位のA・ブキッチ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
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