チェコ共和国の内務省は31日に開幕するライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)に出場予定のロシア人選手の入国を拒否したと明かすとともに、ロシアとベラルーシの選手が入国することはないと発表した。これに対し、女…

チェコ共和国の内務省は31日に開幕するライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)に出場予定のロシア人選手の入国を拒否したと明かすとともに、ロシアとベラルーシの選手が入国することはないと発表した。これに対し、女子テニス協会のWTAは日本時間29日に「全ての選手が差別されることなく出場を許可されなければならない」と声明を出した。
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今回チェコ共和国はライブスポーツ・プラハ・オープンに出場予定であったロシア人選手の入国を認めず出国させたと発表。また、ロシア・ベラルーシ国籍の選手が今後入国することはないとも公表した。これは「法律と政府の決議に従った行動」だとしている。
これに対しWTAは声明を発表した。
「チェコ共和国への入国を拒否された選手に関するWTAの声明」
「WTAは、ウクライナにおける戦争とロシア政府の非難されるべき行動を強く非難します。またWTAは、愛する多くの人々や祖国がロシアからの攻撃され、プロ選手として計り知れない困難に直面しているツアーのウクライナ人選手、そしてすべてのWTA選手を支援し続けます」
「国籍がロシア/ベラルーシである個々のWTA選手は、中立の立場でツアーに参戦し続けています。その中立の立場にもかかわらず、一部のWTA選手はチェコ政府当局から来週プラハで開催予定のWTA250大会への出場を拒否されています」
「WTAのルールでは、全ての選手が差別されることなく、実力のみに基づいてWTAツアーに出場することを許可されなければならないとされています。私たちは、この複雑な地政学的問題をめぐる重要な考慮事項に配慮しながら、状況の検証を続けていきます」
今月には、女子テニスでロシア国籍の元世界ランク2位 V・ズヴォナレーワがポーランドで入国を拒否された事案も発生している。
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