今月3日(月)からイギリス・ロンドンで開催されているテニスの4大大会であるグランドスラムで唯一グラスコートを舞台とする「ウィンブルドン」(本戦7月3日~16日/グラスコート)。[Draw]ウ…

 今月3日(月)からイギリス・ロンドンで開催されているテニスの4大大会であるグランドスラムで唯一グラスコートを舞台とする「ウィンブルドン」(本戦7月3日~16日/グラスコート)。[Draw]ウィンブルドン 男子シングルス[Draw]ウィンブルドン 女子シングルス

 大会10日目の13日は女子シングルス準決勝が行われ、第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が決勝に駒を進めた。ビーナスは地元の期待を背負った第6シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を6-4 6-2で退け、ムグルッサはノーシードから勝ち上がって来たマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-1 6-1で下した。15日に行われる決勝では、ビーナスは9年ぶり6度目の優勝を、ムグルッサは昨年の全仏オープン以来となるグランドスラム制覇をそれぞれ賭けて戦う。

 また、同日スタートした車いす部門では、男子シングルスでは国枝慎吾(日本/ユニクロ)が、女子シングルスでは上地結衣(日本/エイベックス)が揃って初戦を突破した。故障からの完全復活を目指す国枝はマイケル・シェファース(オランダ)を6-3 6-2で下し、全豪オープンおよび全仏オープンに続くグランドスラム3連勝に挑む上地はルーシー・シューカー(イギリス)に6-3 6-1で退けた。

 大会11日目の14日は男子シングルス準決勝が行われ、史上最多の8度目の大会制覇を目指す第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、準優勝した2010年以来の決勝進出を狙う第11シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦。第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第24シードのサム・クエリー(アメリカ)の一戦は、初のベスト4入りを果たした選手同士の激突となる。

 女子ダブルス準決勝には、レタナ・ボラコバ(チェコ)とのペアでグランドスラム初のベスト4入りを果たした二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が登場。第9シードのチャン・ハオチン(台湾)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)との決勝進出を賭けた一戦に臨む。

 2日目を迎える車いす部門では、国枝も上地もシングルス準決勝とダブルス準決勝に出場。国枝は、シングルスではステファン・オルソン(スウェーデン)と、ダブルスではグスタボ・ フェルナンデス(アルゼンチン)と組んで第2シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)と激突。上地は、シングルスではサビーネ・エラルブロック(ドイツ)と、ダブルスではジョーダン・ワイリー(イギリス)と組んで第1シードのジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と対戦する。

尚、本サイトではウィンブルドンの試合を厳選して、連日テキスト速報でお送りします。是非お楽しみください。

■7/14の速報対象試合(予定)※変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

[車いすの部] 女子シングルス準決勝<コート14:第1試合>

19:00:サビーネ・エラルブロック(ドイツ)VS.上地結衣(日本/エイベックス)[2][車いすの部] 男子シングルス準決勝<コート17:第1試合>

19:00:国枝慎吾(日本/ユニクロ)VS.ステファン・オルソン(スウェーデン)男子シングルス準決勝<センターコート:第1試合>

21:00:サム・クエリー(アメリカ)[24]VS.マリン・チリッチ(クロアチア)[7]男子シングルス準決勝<センターコート:第2試合>

24:00頃:ロジャー・フェデラー(スイス)[3]VS.トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)[11](テニスデイリー/ナノ・アソシエーション)

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の男子シングルス準々決勝で前年ファイナリストのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を破ったロジャー・フェデラー(スイス)

Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 12: Roger Federer in action during his quarter-final match against Milos Raonic during day nine of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 8, 2017 in London, England. (Photo by Visionhaus/Corbis via Getty Images)