男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク439位の錦織圭が同63位のJ・トンプソン(オーストラリア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)のストレート…

男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク439位の錦織圭が同63位のJ・トンプソン(オーストラリア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)のストレートで破り、初戦突破を果たすと共に約1年9ヵ月ぶりのツアー復帰戦を白星で飾った。錦織のこの試合のスタッツを紹介する。
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33歳の錦織は、先月のカリビアン・オープン(プエルトリコ/パルマスデルマル、ハード、ATPチャレンジャー)で約1年8ヵ月ぶりに復帰し優勝した後、チャレンジャー2大会に出場した。
今大会は、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して世界ランク48位として出場。2021年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来のツアー大会復帰となった。
初戦の相手は世界ランク63位のトンプソン。錦織にとって復帰後初の世界ランク100位以内の選手との対戦となった。
ツアー復帰戦の第1セット、錦織は第2ゲームで3度、第6ゲームで2度のブレークポイントを握るも活かせず。自身はサービスゲームを着実にキープしていきタイブレークに突入。タイブレークでは両者1度ずつのミニブレークで迎えた6ポイント目で、錦織が強烈なフォアハンドを打ち込み再びミニブレークに成功。続く7ポイント目でもさらにミニブレークを奪い、先行する。
続く第2セット、錦織は第4・第8ゲームで計3度のブレークポイントをトンプソンに与えるも攻撃的なプレーでこのピンチを凌ぐ。リターンゲームでは第11ゲームでブレークポイントを握るも活かせず、再びタイブレークにもつれ込む。
先にミニブレークを許した錦織だったが4ポイント目でパッシングショットを決め追いつく。その後再びリードを許した錦織だったが8ポイント目でトンプソンがダブルフォルトを犯しイーブンに。最後は先にマッチポイントを握った錦織がこれをものにし、2時間25分の熱戦を制した。
勝利した錦織は2回戦で世界ランク156位のシャン・ジュンチェン(中国)と対戦する。シャンは1回戦で第6シードのB・シェルトン(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードのC・ユーバンクス(アメリカ)、第7シードのU・アンベール(フランス)、世界ランク58位のB・ナカシマ(アメリカ)、同88位のD・ケプファー(ドイツ)、同89位のウー・イービン(中国)、同105位のM・クレッシー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
【錦織 ツアー復帰戦のスタッツ】
(左)錦織 (右)トンプソン
<サービス・スタッツ>
0本:サービスエース:9本
3本:ダブルフォルト:2本
65/91(71%):ファーストサーブの確率:52/89(58%)
49/65(75%):ファーストサーブのポイント獲得率:42/52(81%)
14/26(54%):セカンドサーブのポイント獲得率:18/37(49%)
4/4(100%):ブレークポイントのセーブ率:6/6(100%)
<ポイント・スタッツ>
16/17(94%):ネットポイント取得率:12/22(55%)
27本:ウイナー:28本
19本:アンフォーストエラー:17本
63/91(69%):サービス時のポイント取得率:60/89(67%)
29/89(33%):リターン時のポイント取得率:28/91(31%)
92/180(51%):トータルポイント:88/180(49%)
<サーブ速度>
190km/h :最高速度: 219km/h
172km/h :ファーストサーブの平均速度: 193km/h
140km/h :セカンドサーブの平均速度: 143km/h
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