7月24日。ミネソタ・ティンバーウルブズのカイル・アンダーソンが、中国代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ20…
7月24日。ミネソタ・ティンバーウルブズのカイル・アンダーソンが、中国代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場することが明らかとなった。
中国人の曽祖父をもつアンダーソンは、この日に中国の国籍を取得。中国バスケットボール協会(CBA)でチェアマンを務めるヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ)が同日に中国のSNSウェイボーで、FIBAもアンダーソンのワールドカップ出場を発表している。
「Li Kaier」の中国名で出場するアンダーソンは「中国を代表してワールドカップへ出場することを発表できてとてもうれしく思います。中国代表のジャージーを身にまとうことができ、本当に誇らしくて光栄です」とウェイボーのアカウントで話していた。
ニューヨーク出身のアンダーソン(29歳)は、NBAキャリア9年を終えた206センチ104キロのフォワード。これまでサンアントニオ・スパーズ、メンフィス・グリズリーズでプレーし、昨シーズンはウルブズへ移籍して69試合に出場して平均28.4分9.4得点5.3リバウンド4.9アシスト1.1スティールをマーク。
“スローモー”という異名のとおり、速さこそないものの、攻防両面で堅実な働きをする選手で、プレーメーキングもこなす万能型フォワード。昨シーズンは自己最高の平均アシスト数を残した。
FIBAランキング27位の中国は、8月25日から幕を開けるワールドカップでグループBに入っており、フィリピンのマニラで南スーダン(同62位)、セルビア(同6位)、プエルトリコ(同20位)と戦うこととなる。
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