男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は24日、シングルス1回戦が行われ、2015年に優勝した世界ランク112位のD・ティーム(オーストリア)が予選を勝ち上がった同133位のF・バグニス…

男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は24日、シングルス1回戦が行われ、2015年に優勝した世界ランク112位のD・ティーム(オーストリア)が予選を勝ち上がった同133位のF・バグニス(アルゼンチン)を6-4, 7-5のストレートで破り、初戦突破を果たした。第1シードと対戦する2回戦に向けティームは「自分の経験を生かす」と語った。
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元世界ランク3位で29歳のティームは前週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)で4大会ぶりの白星を挙げて初戦突破。ツアー大会に限ると4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来の勝利となったが、2回戦でH・メジェドビッチ(セルビア)に敗れた。
2週連続のツアー大会出場となったティームはこの日の第1セット、第1ゲームでブレークに成功。その後、直後の第2ゲームで1度、終盤の第8ゲームで2度ブレークバックのチャンスを与えるも凌ぎ先行する。
続く第2セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを凌いだティーム。終盤となる第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを2度握られるも凌ぐと直後の第11ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをキープし、2時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティームのコメントを掲載し「彼(バグニス)との対戦はハードワークになることはわかっていた。特にクレーコートでは素晴らしい選手だからね」と語った。
勝利したティームは2回戦で第1シードのJ・レヘチカ(チェコ)と対戦する。今大会の上位4シードは1回戦免除のため、レヘチカはこの試合が初戦となる。
レヘチカについてティームは「昨日、一緒に練習したばかりだよ。彼は素晴らしい年を送っている。素晴らしい選手で、まだとても若くプレーも速い。だから(僕は)自分の経験を生かし、いい試合ができるよう努力するよ」と述べた。
同日には世界ランク90位のA・ポピリン(オーストラリア)、同113位のダニエル太郎、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している同287位で17歳のD・プリシュミッチ(クロアチア)が2回戦に駒を進めている。
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