「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が第6シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を6-4 6-2で破り、8年ぶりの決勝進出を果たし…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が第6シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を6-4 6-2で破り、8年ぶりの決勝進出を果たした。試合時間は1時間13分。

 ウィンブルドンに4年連続20回目の出場となる37歳のビーナスは、これまでにシングルスのタイトルを5度(2000年~01年、05年、07年~08年)獲得。昨年は準決勝で、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)に4-6 4-6で敗れていた。ウィンブルドンでの決勝進出は、通算9度目となる。

 この結果でビーナスは、コンタとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。今シーズンは2度対戦し、3月のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー)の準決勝はコンタが6-4 7-5で、5月のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)の3回戦ではビーナスが6-1 3-6 6-1で勝っていた。

 ビーナスは9年ぶりのグランドスラム制覇と大会6度目の優勝をかけて、第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。ムグルッサは準決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-1 6-1で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の女子シングルス準決勝で地元イギリスのジョハナ・コンタ(右)を破り、10年ぶりの決勝進出を果たした37歳のビーナス・ウイリアムズ(左)

Photo:LONDON, ENGLAND - JULY 13: Venus Williams of The United States victory during the Ladies Singles semi final match against Johanna Konta of Great Britain on day ten of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club at Wimbledon on July 13, 2017 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)