「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦7月3～16日／グラスコート）の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣（エイベックス）がワイルドカード（主催者推薦枠）のルーシー・シューカー（イギリス）を6-3 6-1で破り、シ…

「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦7月3～16日／グラスコート）の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣（エイベックス）がワイルドカード（主催者推薦枠）のルーシー・シューカー（イギリス）を6-3 6-1で破り、シングルスでの大会初勝利を挙げた。試合時間は53分。

　ウィンブルドンに5年連続出場となる上地は、ジョーダン・ワイリー（イギリス）とのダブルスで2014年から大会3連覇。昨年のシングルスでは、1回戦でアニーク・ファンクォト（オランダ）に6-2 5-7 4-6で敗れていた。

　上地は準決勝で、サビーネ・エラルブロック（ドイツ）とマジョレーン・バイス（オランダ）の勝者と対戦する。

　ワイリーとのダブルスで4連覇を目指す上地は、第1シードのジェシカ・グリフィオン（オランダ）／ファンクォトと初戦で対戦する予定となっている。

　車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。

　昨年の大会は、男子シングルスでゴードン・リード（イギリス）が、女子シングルスではグリフィオンがそれぞれ初代チャンピオンに。ダブルスではアルフィー・ヒュウェット（イギリス）／リードが初優勝、上地／ワイリーは大会3連覇を達成した。（テニスマガジン／Tennis Magazine）

※写真は「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン）の車いすの部の女子シングルス1回戦でルーシー・シューカーを破った上地結衣