女子テニスのハンガリアン選手権(ハンガリー/ブダペスト、クレー、WTA250)は23日、シングルス決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク246位のM・ティモフェーヴァが同100位のK・バインドル(ウクライナ)を6-3, 3…

女子テニスのハンガリアン選手権(ハンガリー/ブダペスト、クレー、WTA250)は23日、シングルス決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク246位のM・ティモフェーヴァが同100位のK・バインドル(ウクライナ)を6-3, 3-6, 6-0のフルセットで破り、ツアー初優勝を飾った。
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19歳のティモフェーヴァは今季開幕からITF大会に出場。7月のグランドEST・オープン(フランス/コントレクセビル、クレー、WTA125)が今季初のツアー大会となるも初戦敗退。
その翌週大会となったハンガリアン選手権に予選から出場するも予選決勝で敗退。それでもラッキールーザーで本戦入りを決めると1回戦でD・サビル(オーストラリア)、2回戦でD・シュナイダー、準々決勝で予選を勝ち上がったK・ユヴァン(スロベニア)、準決勝で第9シードのN・ポドロスカ(アルゼンチン)を下し決勝に駒を進めた。
決勝戦の第1セット、第6ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐと直後の第7ゲームでブレークに成功。結果的に4ゲームを連取し先行する。
続く第2セットでは第5ゲームでブレークを許したティモフェーヴァ。直後の第6ゲームでブレークバックのチャンスを掴むも活かせず、第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得したティモフェーヴァは1ゲームも取られず、2時間3分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにティモフェーヴァのコメントを掲載し「これは全て私にとって初めてのこと。夢のような気分だわ。普通ならここにいることはできないのに、私はここにいる。とても幸せで、色々なことに感謝しているわ」と語った。
一方、敗れたバインドルは自身初のツアー優勝とはならなかった。