24日、TBS系『S☆1』に出演した野村克也元監督が、日米両球界で活躍中の日本を代表する3大エースを、お馴染みのぼやきトークで論評した。 まずは、この日のソフトバンク戦でも勝利を上げられず、開幕から5試合連続で勝ち星なしとなった大谷翔平(北…
24日、TBS系『S☆1』に出演した野村克也元監督が、日米両球界で活躍中の日本を代表する3大エースを、お馴染みのぼやきトークで論評した。
まずは、この日のソフトバンク戦でも勝利を上げられず、開幕から5試合連続で勝ち星なしとなった大谷翔平(北海道日本ハムファイターズ)から。「今日の大谷は、ちょっとお粗末だったね。投球フォームが乱れていた。フォームのバランスを崩すのは、打たれることへの恐怖など、心の内面が原因になる場合が多い。彼が良いものを持っているのは言うまでもないんだから、頑張ってほしい。大変楽しみな選手です」
次は、今季からMLBロサンゼルス・ドジャーズでプレーする前田健太。マエケンは24日現在、3勝0敗、防御率0.36(リーグ1位)と絶好調だ。「確かに良い成績だけれど、まだ相手打者が彼のことをよく知らないから助かっている部分もあるでしょう。一回り対戦して、相手が彼の長所や短所を知った時にどうなるか。本当の勝負はこれからだと思う」
最後はかつての愛弟子、NYヤンキースの田中将大だ。「メジャーリーグはテレビでしか見たことがないけれど、ストライクとボールの判定が、外角にボール1個くらい甘いような気がする。そのストライクゾーンを上手に利用している点が、田中がメジャーで通用している理由だと思う」
※野村元監督のコメントの詳細は、今夜0:15から放映の『S☆1』(TBS系)「ノムさんのぼやき解説」コーナーをご覧ください。