男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は23日、ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているD・ストリッカー(スイス)/ S・ワウリンカ(スイス)組が第…

男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は23日、ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているD・ストリッカー(スイス)/ S・ワウリンカ(スイス)組が第1シードのM・デモリナー(ブラジル)/ M・ミデルクープ(オランダ)組を7-6 (10-8), 6-2のストレートで破り、優勝。ワウリンカがダブルスでタイトルを獲得するのは2013年以来10年ぶりとなった。
>>【画像】38歳ワウリンカが10年ぶりにダブルス優勝<<
>>錦織 1年9月ぶりツアー大会の初戦 1ポイント速報<<
地元スイスで開催されている今大会にワウリンカはシングルスとダブルスの両方に出場。シングルスでは2回戦で世界ランク110位J・ムナル(スペイン)にストレートで敗れたものの、ダブルスでは母国の後輩である20歳のストリッカーとペアを組み決勝に駒を進めた。
決勝の第1セット、ストリッカー/ ワウリンカ組はファーストサービス時に96パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず。リターンゲームでは2度のブレークポイントを握るも活かせずタイブレークにもつれ込む。タイブレークでは3度目のセットポイントをものにし、先行する。
続く第2セット、開始からブレークチャンスを握ったストリッカー/ ワウリンカ組は第4ゲームでブレークに成功。終盤となる第8ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間23分で勝利した。
なお、2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)男子ダブルスでR・フェデラー(スイス)とペアを組み金メダルを獲得した経験のあるワウリンカが、ATPツアーのダブルスで優勝するのはB・ペール(フランス)とペアを組み優勝を飾った2013年2月のチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)以来10年ぶりとなった。