女子テニスの34パレルモ・レディース・オープン(イタリア/パレルモ、レッドクレー、WTA250)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードのジャン・チンウェン(中国)が第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)を6-4, 1-6, 6-1の…

女子テニスの34パレルモ・レディース・オープン(イタリア/パレルモ、レッドクレー、WTA250)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードのジャン・チンウェン(中国)が第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)を6-4, 1-6, 6-1のフルセットで破り、WTAツアー初のタイトルを獲得した。
>>錦織 1年9月ぶりツアー大会の初戦 1ポイント速報<<
>>錦織、西岡らアトランタOPの組合せ<<
20歳のジャンは昨年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)で自身初のツアー決勝へ駒を進めたものの、L・サムソノヴァに屈し準優勝に終わっていた。
それでも今大会は1回戦で世界ランク112位のS・エラーニ(イタリア)、2回戦で同90位のD・パリー(フランス)、準々決勝で第7シードのE・ナバーロ(アメリカ)、準決勝で第3シードのM・シェリフ(エジプト)を下し決勝に進出した。
決勝戦、ジャンは第1セットを先取したものの第2セットは3本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定せず2度のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。それでもファイナルセットではサービスゲームでわずか6ポイントしか落とさないプレーを披露。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間14分のタフマッチを制した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはジャンのコメントが掲載された。
「私はここで初めてWTAの試合に勝ったし、初めてWTAのタイトルも獲ったことになる。私にとって本当に特別なこと。このことは忘れないわ」
ジャンは2021年、当時18歳ながらツアーに参戦し、パレルモ・レディース・オープン1回戦でサムソノヴァを下し初戦を突破してWTAツアーで初白星をあげていたため、記念となる地で初のトロフィーを掲げることとなった。
[PR]錦織 圭 ツアー復帰戦 7/24~「男子テニスATPツアー250 アトランタ」、7/31~「ATP500 ワシントンD.C.」をWOWOWで放送・ライブ配信・アーカイブ配信
■WOWOWオンデマンドはこちら>