ついに会見で並び立ったフルトンと井上。この両者の一挙手一投足に注目が集まった。(C)Getty Images 緊張感が漂った会見の場で、ついに大注目の両雄が並び立った。 7月25日に東京・有明アリーナで行なわれるボクシングのWBC&…

ついに会見で並び立ったフルトンと井上。この両者の一挙手一投足に注目が集まった。(C)Getty Images

 緊張感が漂った会見の場で、ついに大注目の両雄が並び立った。

 7月25日に東京・有明アリーナで行なわれるボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。このビッグマッチに向け、7月22日に神奈川県・横浜市内のホテルで、2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)と挑戦者の井上尚弥(大橋)が公式会見に出席。初対面を果たした。

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 バンタム級王座に挑戦した2018年5月のジェイミー・マクドネル(英国)戦以来、5年2か月ぶりに挑戦者として試合に臨む井上は「過去イチ」という高いモチベーションで調整。引き締まった身体つきと表情で登壇。一方の王者フルトンも「最高の気分だ。試合が楽しみ」と落ち着いた雰囲気で会見に臨んだ。

 会見では2人が壇上で並んだ姿も披露され、いよいよ世界中が熱視線を送る大一番が近づいているのだと実感させた。そんななかで米興行大手の『Top Rank』の公式ツイッターが「日本でレガシーが懸けられている」と会見の様子を収めた動画を公開。海外のファンも釘付けとなった。

 アメリカのファンからは「フルトンはかなり巨大に見える」「彼は2倍もデカい」「このサイズ差よ」と体格差に注目する声が相次いだ一方で、「ベルトを持っていないイノウエは変な感じだ」「イノウエが不満げなのはなぜ?」と井上に対する反応も寄せられた。

 今年1月にバンタム級で手にした4団体のベルトを返上し、1.8キロ重いスーパーバンタム級に転向した井上。今回対峙する“王者”フルトンは、1つ上のフェザー級転向も視野に入れている猛者。身長差は4センチ、リーチ差では8センチもある。それだけにファンが「デカい」と見るのは無理もないと言えよう。

 はたして、世紀の一戦はいかなる決着を見るのか。両雄の一挙手一投足に大きな注目が集まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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