パリ五輪日本代表選考会・全農CUP東京大会(7月22~23日/東洋大学赤羽台キャンパスHELSPO HAB-3)22日、大会初日が行われ男子シングルスで張本智和(20=智和企画)が準決勝に進んだ。


Q.今日を振り返って

どっちの選手も思い切ってくるタイプの選手で、もちろん決勝まで全ての選手がそういう気持ちで来るのが分かっているのですが、分かっていても受け止め切れないところもあるので、取られたゲーム、相手思い切り良かったですしそれでも全体通じて勝てたのは力がついている証拠かなと思います。


Q.宇田選手との試合。第4ゲームから変えたこと

サービスレシーブは工夫しましたけどポイントも離れているので、最悪負けも受け入れながらこの一試合に全てを賭けるほど僕に余裕がないわけではないので、そういう意味でも気楽にプレッシャーを感じずにできたと思います。


Q.足の付け根をマッサージしていた

やっぱり試合間隔が短いので、選考会はいつも足はつってくる。トレーナーさんに帯同してもらって試合中いつでも駆けつけると言ってもらえている。


Q.明日への意気込み

もちろん優勝目指しますけど相手も捨て身で来るので一試合一試合全力尽くしていければと思います。


Q.第5ゲーム10-8からの追い上げでスイッチを入れたように見えた

今日ちょっと奇数ゲームは相手が多くて偶数ゲームは僕が多かったんですけど3ゲーム目ハイボールの2本だったり5ゲーム目10本通して4〜5本くらい取られたので。

8-10で一回諦めというかこれは努力だけではどうにもならないので、そういう時の方が案外上手くいく時があるので、それもやっぱりポイントの差が大きいと思いますし、これがもし2位争い3位争いだったら必死になって負けていたかもしれないので、ここまで貯金を作れたメリットかと思います。


Q.勝ち切れたのは自信になった

この試合正直1-2くらいからは負けも覚悟していたので、特に宇田選手、戸上選手は自分も試合前負けるかもという思いで臨んでいるので、負けたことがある選手ですし全日本チャンピオンですし、それでも全日本みたいに逆転されずに勝ち切れたのは自分が成長している証拠かなと思います。


Q.今後のプラン

この大会最低限決勝行って、アジア大会アジア競技大会でベスト4、8に入れば第6回までに220ポイント差を戸上選手につけられるので、そこを目標に6回は出場しない方向を目指しています。