日本ハムの大谷翔平投手が12日の敵地オリックス戦で今季初登板を果たしたが、1回1/3を2安打3四球2奪三振4失点で、わずか29球で降板。日本ハムは3-6で敗れ、大谷に今季初黒星がついた。■今季初登板で2回もたずに降板、初黒星を喫した大谷 日…

日本ハムの大谷翔平投手が12日の敵地オリックス戦で今季初登板を果たしたが、1回1/3を2安打3四球2奪三振4失点で、わずか29球で降板。日本ハムは3-6で敗れ、大谷に今季初黒星がついた。

■今季初登板で2回もたずに降板、初黒星を喫した大谷

 日本ハムの大谷翔平投手が12日の敵地オリックス戦で今季初登板を果たしたが、1回1/3を2安打3四球2奪三振4失点で、わずか29球で降板。日本ハムは3-6で敗れ、大谷に今季初黒星がついた。

 今オフのメジャー挑戦の可能性を注目する米メディアも想定外の結末に終わった二刀流の今季初マウンドをレポート。制球難を指摘する一方、最速158キロを計時した球速を評価している。

 米テレビ局「CBSスポーツ」電子版は「二刀流の日本のスターはほとんど制球が見られなかった。降板となるまでわずか29球で、3人に四球を出した」とコントロールに苦しんだ様子をレポート。一方、最速158キロを計時した球速については「安定していた」と評価した。

 また米スポーツ専門メディア「ファンラグ・スポーツ」は「ショウヘイ・オオタニの今年初先発は想定外に」と特集。今季初の1軍マウンドについて「忘れたいピッチングとなった」と厳しい評価を下す一方、「左太もも裏の肉離れの影響でピッチャーとして苦しめられてきたことは言及すべきだろう」と擁護もしている。

 オフの負傷の影響で二刀流を回避し、打者として開幕を迎えたが、左太もも裏の肉離れで4月上旬に離脱。その後、6月末に打者として復帰し、7月にようやく初のマウンドを迎えた。完全復活への道を一歩一歩進んでいるが、実戦経験の不足は否めない。その歩みにアメリカからも熱視線が注がれている。(Full-Count編集部)