テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は15日に男子車いすテニスのシングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人が第2シードのA・ヒューエット(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで破り、大会初優勝を飾り四大大…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は15日に男子車いすテニスのシングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人が第2シードのA・ヒューエット(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで破り、大会初優勝を飾り四大大会を2大会連続で制覇した。試合後には昨年の大会優勝者である元世界ランク1位の国枝慎吾がSNSで祝福し小田はこれに反応した。
>>【動画】小田凱人 ウィンブルドン初制覇の瞬間<<
17歳にして世界ランク1位の座につき、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾った小田は今大会に第1シードで出場。1回戦と準決勝をともにストレートで勝利し決勝に進んだ。
決勝の相手は世界ランク2位のヒューエット。今年のグランドスラム決勝では3大会連続の顔合わせとなる頂上決戦となった。
決勝戦の第1セット、小田は第4ゲームで先にブレークを許す。それでも第7ゲームで得意のバックハンドでウィナーを奪うなどした小田はブレークバックを果たす。流れに乗った小田は一気に5ゲームを連取し、このセットを獲得する。
続く第2セット、小田はこのセットもヒューエットに第2ゲームで先にブレークを奪われたが、直後の第3ゲームですぐさまブレークバックに成功。第5ゲームで小田は再びブレークポイントを握ると、最後はヒューエットがダブルフォルトを犯しリードを奪う。小田はその後もポイントを重ねリードを守り切り、ウィンブルドン初優勝を果たした。
試合後には2022年に同大会を制し、生涯グランドスラムを達成した国枝が自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)で歴代優勝者の名前が刻まれたボードの前で撮った自身の写真と今回優勝した小田の写真を並べ「おめでとう」と祝福した。
小田はこの投稿を引用する形で自身のストーリーズに「国枝さんの下に名前載るの最高です」と反応した。
また小田は同日のインスタグラムの投稿で「自分に感心したのは人生初めて。おめでとう自分!愛してるぜ。今回も沢山の応援ありがとうございました」と喜びを語っている。
小田はこれで先月の全仏オープンに続く優勝となり、四大大会2勝目を挙げた。
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