男子テニスで世界ランク136位のR・ナダル(スペイン)は16日にインスタグラムを更新。同日に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のシングルス決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を4時間超え死闘の末に下…

男子テニスで世界ランク136位のR・ナダル(スペイン)は16日にインスタグラムを更新。同日に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のシングルス決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を4時間超え死闘の末に下し、初優勝を飾った第1シードのC・アルカラス(スペイン)に祝福のメッセージを送った。
>>【画像】ナダルがSNSでアルカラスを祝福<<
>>【動画】アルカラス ウィンブルドン初優勝の瞬間<<
20歳で世界ランク1位のアルカラスはウィンブルドンでの初優勝を狙い今大会に臨むと、順調に勝ち進み、準決勝では第3シードのD・メドベージェフをストレートで下し決勝に駒を進めた。
決勝戦の第1セット、2度のブレークを許したアルカラスは34分で先行される。それでも続く第2セット、アルカラスは第部テークを制し1セットオールに追いつく。
第3セット、勢いに乗るアルカラスは第1ゲームでブレークに成功。さらに第5ゲームで2度目のブレークを奪い、セットカウント2-1と逆転し優勝に王手をかける。
第4セット、第5ゲームでブレークを許したアルカラス。さらに第9ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握られたアルカラスはダブルフォルトを犯し2セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、アルカラスは第2ゲームでブレークポイントを握られるも凄まじい守備力をみせ凌ぐと直後の第3ゲームでブレークに成功。最後はサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲームをアルカラスがキープし、4時間42分に及ぶ死闘の末を制した。
ナダルは優勝したアルカラスに「おめでとう、アルカラス。そして、スペインテニス界のパイオニアであるM・サンタナ(スペイン)も、今日あなたがウィンブルドン優勝のメンバーとして加わったことを応援していることだろう。この瞬間を楽しんで!ウィンブルドンのチャンピオン!」と投稿している。
なお、男子テニス界を長らく牽引してきたR・フェデラー(スイス)、ナダル、ジョコビッチ、A・マレー(イギリス)の"BIG4"以外の選手がウィンブルドンで優勝するのは2002年のL・ヒューイット(オーストラリア)以来21年ぶりの快挙となった。
一方、敗れたジョコビッチは男女を通じて歴代最多タイとなる24度目の四大大会制覇を狙っていたが、今大会は準優勝となり、ウィンブルドンでのマッチ連勝記録も34でストップした。
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