7月15日、J1リーグ第21節横浜F・マリノスと川崎フロンターレによる「BIG神奈川ダービー」が行われた。試合は終了間…
7月15日、J1リーグ第21節横浜F・マリノスと川崎フロンターレによる「BIG神奈川ダービー」が行われた。試合は終了間際に川崎がゴールを奪い、劇的勝利を飾った。車屋紳太郎のゴールに注目が集まるが、家長昭博の突破も会場を大いに沸かせた。
後半11分からの場面、マリノスのプレスをかわしながら川崎はボールを回す。すると左から右サイドへ展開。ボールを持った高井幸大はフリーで、そのままサイドを持ち運ぶ。
そして相手のペナルティエリアが見えてきたところで、ボールを家長へ託した。すぐに永戸勝也がプレスをかけるが、背番号41はドリブルでかわす。それでも永戸は食らいつき、コースに立ちはだかる。
ボールを正面に置くFWと集中したDFが対峙を続ける。しかし、家長がボールを左に動かしたタイミングで永戸がボールを奪いにしかけた。ところが腕と背中を使ったキープに弾かれてしまう。すると背を向けたタイミングで家長はターンし、その場をうまく突破してペナルティエリアへ侵入。中央にボールを入れ、瀬古樹のシュートシーンを演出した。
■「これとんでもなかった」
家長の突破には、以下のようなコメントが寄せられている。
「これほんまエグい」
「や、これとんでもなかった」
「フィジカルと駆け引きで突破するベテランWGとかアキくん本当カッコよすぎる(ホアキンみある)」
「フィジカルと駆け引きで突破するベテランWGとかアキくん本当カッコよすぎる」
「これマジで鳥肌立ったわ」
今シーズン苦しんでいる川崎だが、この試合でもPKをストップされるなど、なかなか点が奪えなかった。それでも最後に体で押し込み、ダービーで大きな勝ち点3をゲットした。
この勢いのまま優勝争いに割り込みたいところだ。