メイロン代表の石川です。生理は毎月女性にくる生理現象。毎月いやなものですが生理がないと妊娠できませんよね。最近は晩婚で少子化で妊娠しない方、出産を諦める方、そもそも子供が欲しくない方、結婚をしない方も増えました。結婚しない生き…

 メイロン代表の石川です。

生理は毎月女性にくる生理現象。毎月いやなものですが生理がないと妊娠できませんよね。

最近は晩婚で少子化で妊娠しない方、出産を諦める方、そもそも子供が欲しくない方、結婚をしない方も増えました。結婚しない生き方も普通です。女性が働かなくてはいけない時代なので女性の負担が大きすぎて育児しながら仕事はなかなか現実的に思えないのは身に染みてわかります。そもそも働きながら育児をするように神様は女性の身体を創っていませんよね。(笑)

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そうすると整理の回数が多くなり卵巣や子宮は活動する回数が増えますね。

ピルを使用する方も多いですが私は一度も使用しておりません。

ホルモンをいじくる事に抵抗があるためです。

生理痛やPMSはありますが鍼灸治療ですぐ直ります。

最近は排卵痛が辛く産後はきつくなりましたが乗り越えてます。

妊娠は、パートナーがいればいつでもできるわけではありません。

妊娠する確率は、35歳ごろから、少しずつ下がってきます。40歳以上になると、治療をしても妊娠しないことが多くなり、妊娠しても流産する確率が上がります。40歳以上の妊娠で約50%が流産するともいわれます。

もちろん、40歳を過ぎて出産した人もたくさんいます。しかし、これには個人差があるので、だれもが同じになるとは限りません。

生まれながらにもっている卵子の数には限りがあり、時間とともにへっていきます。しかも卵子は年をとっていきます。卵子の老化で妊娠しにくくなるというのは事実です。女性が妊娠できる期間は限られているのです。

妊娠・出産・子育てにはたくさんの時間とパワーが必要です。仕事をしている人ならきちんとお休みがとれるのか、産後、仕事にどのように復帰できるのかなど、考えてしまいますね。

妊娠・出産にベストなタイミングを考えるのは、なかなかむずかしいかもしれません。自分の年齢と、仕事ややりたいことのバランスの折り合いを見極めていくことが必要です。

生理の回数が増えた現代、女性特有の病気が増えています。

今を生きる私たちは、一生のうちに約450回も生理を経験するといわれています。1回の生理を5日間として計算すると、生理期間はトータルで約6年間にもなります。

一方、100年ほど前の女性が一生で経験していた生理は、平均するとわずか50~100回ほど。なぜこれほど少ないのかというと、初潮(はじめての生理)がおそく、出産回数が6回程度と多かったから。

出産の前後1~2年は生理が止まるため、出産回数が多いほど生理は少なくなります。いまは、出産回数が0~2回がほとんどなので、生理の回数がものすごく増えています。

生理の回数が増えると子宮や卵巣などに負担がかかるため、100年前と比べると、現代は女性特有の病気にかかる人が増えています。

具体的には次のような病気があげられます。

まず、「子宮内膜症」。生理とは、赤ちゃんのためにふかふかベッドになった子宮内膜がはがれ落ちて出血(経血)として出てくることです。

このはがれ落ちた子宮内膜の一部は、実は卵巣に向かって逆流しています。生理のある女性の9割が逆流しているといわれます。逆流した子宮内膜が卵巣のまわりに「ひっこし」して、生理の度にそこから出血するようになることがあります。これが子宮内膜症です。

子宮内膜症の30~50%が不妊症(妊娠しにくい状態)だといわれます。また、卵巣に経血がたまって茶色いチョコレート色になったものは「卵巣チョコレート嚢胞」といわれて、これはわずかではありますが、がん化のリスクがあります。

治療法は、薬(主にピル)や、手術などです。早いうちにピルを飲むと、子宮内膜症を予防できるという報告もあります。

「子宮筋腫」」はめずらしくない病気です。30歳以上の女性の2~3割がなるといわれます。子宮の中にこぶ(良性腫瘍)ができた状態で、症状がなければ気にしなくて大丈夫です。

出血量が多い、生理痛がひどいなどの症状があれば、婦人科を受診してください。子宮筋腫がある場合は、大きくなっていないか、年に一度は婦人科で診てもらいましょう。

乳がんは胸にできるがんで、女性の13人に1人がかかるといわれ、男性もかかることがあります。40歳以上で2年に1回の検診が推奨されています。

子宮けいがんは、子宮の入り口「子宮けい」にできるがん。20歳以上で2年に1回の検診が推奨されています。

子宮体がんは子宮内膜にできるがんで、50歳以上の閉経後で不正出血がある人が検査対象となります。

卵巣がんは、早期発見がむずかしく、有効な検診が確立されていません。子宮けいがん検診のときに、超音波で卵巣の大きさを確認することで早期発見につながることもあります。

産婦人科の検診は毎年いくようにしましょう。

妊娠するしないに関わらず女性の身体は複雑で繊細。自分の身体は自分でしか守れません。

男性にも理解が進むと良いなと思う今日この頃です。

[文:meilong スタッフ]


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。