7月15日、ヨルダンで開催されている「FIBA U16女子アジア選手権大会2023」の準決勝が開催され、U16女子日本代表は…

 7月15日、ヨルダンで開催されている「FIBA U16女子アジア選手権大会2023」の準決勝が開催され、U16女子日本代表はU16チャイニーズ・タイペイ代表と対戦した。

 試合は後藤音羽の得点からスタート。その後も堅守で相手の得点をほとんど許さないまま次々と加点し、第1クォーターを22-10と12点リードで終える。

 第2クォーターも日本は阿部心愛や金澤杏を中心にスコアを伸ばしていく。中盤には点差を詰められる時間帯もあったものの、後藤や濱田ななのが粘り強く得点し、47-25と大きくリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても試合展開は変わらず、日本は濱田や阿部心愛、金澤らの得点で点差をさらに広げにかかる。第3クォーター終盤には、棚倉七菜子や太田妃優、岩坂真紘らも続け様に得点し、70-37で最終クォーターへ。

 最後の10分間も日本は攻め続け、点差は40点まで拡大。最終的には93-46でタイムアップを迎え、日本は圧倒的な強さで決勝進出を果たした。

 日本は阿部心愛が20得点、金澤が16得点を記録するなどオフェンスをリード、後藤と岩坂も2ケタ得点を記録するなど、2011年以来12年ぶりの王座奪還へ弾みをつけた。決勝は日本時間16日19時ティップオフ予定で、対戦相手はオーストラリア代表となっている。

■FIBA U16女子アジア選手権2023

<準決勝>

日本  93-46  チャイニーズ・タイペイ

JPN|22|25|23|23|=93

TPE|10|15|12| 9|=46

【動画】U16女子アジア選手権 準決勝チャイニーズ・タイペイ戦フルマッチ