「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第6シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-7(2) 7-6(5) 4-6で倒してベスト4進…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第6シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-7(2) 7-6(5) 4-6で倒してベスト4進出を果たした。試合時間は2時間38分。

 ウィンブルドンに6年連続出場となる地元イギリスのコンタは、初出場から4年連続1回戦敗退のあと、昨年の大会で初勝利を挙げ、2回戦でユージェニー・ブシャール(カナダ)に3-6 6-1 3-6で敗れていた。

 この結果でコンタは、ハレプとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。今シーズンは2度対戦し、3月のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー)の準々決勝はコンタが3-6 7-6(7) 6-2で、4月のフェドカップ・ワールドグループⅡ・プレーオフ(ルーマニア・コンスタンツァ/クレーコート)ではハレプが6-1 6-3で勝っていた。

 コンタは準決勝で、第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。37歳のビーナスは準々決勝で、第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 7-5で下しての勝ち上がり。

 昨年準優勝だったケルバーが4回戦で敗れたことにより、ハレプが準決勝に進出すれば、大会後に更新される世界ランクでナンバーワンの座に就くはずだった。この結果、2回戦で敗れたカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が世界ランク1位となることが確定した。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の女子シングルス準々決勝で対戦したシモナ・ハレプ(手前)と地元イギリスのジョハナ・コンタ(奥)

Photo:LONDON, ENGLAND - JULY 11: Johanna Konta of Great Britain and Simona Halep of Romania shakes hands after the Ladies Singles quarter final match on day eight of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 11, 2017 in London, England. (Photo by Michael Steele/Getty Images)