テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日に男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのJ・シナー(イタリア)を6-3, 6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日に男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのJ・シナー(イタリア)を6-3, 6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し、同大会5連覇に王手をかけるとともに、四大大会で男女を通じ歴代単独最多となる35回目の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<
ウィンブルドンで5連覇と8度目の優勝を狙う36歳のジョコビッチは今大会も順調に勝ち進み、準々決勝では第7シードのA・ルブレフをセットカウント3-1で下し準決勝に駒を進めた。
準決勝の第1セット、第1ゲームで2度のブレークポイントをしのいだジョコビッチは第2ゲームでブレークに成功。その後もアンフォースドエラーを3本に抑える安定したプレーでシナーにブレークを許さず先行する。
続く第2セット、第3ゲームで先にブレークを果たしたジョコビッチは、自身のサービスゲームではファーストサービス時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得しキープを続け2セットアップとリードする。
第3セット、両者キープを続け迎えた第10ゲームでジョコビッチはセットポイントとなるブレークポイントを2度シナーに握られるも強靭なメンタルでこれをしのぎ、このセットはタイブレークに突入する。タイブレークでは2度のミニブレークに成功したジョコビッチが、ウィンブルドン5連覇に向け決勝進出を果たした。
ジョコビッチが四大大会の決勝に進出するのはこれが35回目で、これは女子テニスで元世界ランク1位のC・エバート(アメリカ)の34回を抜き男女を通じて歴代単独トップの記録となった。
勝利したジョコビッチは決勝で、第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第3シードのD・メドベージェフの勝者と対戦する。
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