今週は函館競馬場でGIII・函館記念(芝2000m)が行われる。先週行われた七夕賞と並ぶ伝統のハンデ重賞。それゆえ毎年のように超人気薄の激走が見られており、穴馬狙いが捗るレースと言えるだろう。
ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「プラスデータ」としてローシャムパークを取り上げる。
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■東京で発揮した切れ味が当舞台で活きる
立て直しを図った前走むらさき賞は鮮やかな勝利。上がり3F33秒台の切れ味勝負が向いたとすれば、時計のかかる洋芝替わりはマイナス材料になり得るものだが、以下データをご覧いただければ印象は一変するはずだ。
・前走東京で上がり3F3位以内【3.1.1.1】
連対率に換算すると83%。5番人気1着エアアンセム、8番人気2着ダークシャドウなど人気の盲点にある馬の好走も珍しくない強力なデータと言えよう。
日曜函館は折からの雨で道悪の可能性あり。馬券外の2走前が道悪だったことから適性を不安視されているが、3歳時に開催最終週の稍重馬場で7馬身差圧勝の実績は見逃せないところ。のちの重賞連対馬がひしめくハイレベルレースだったセントライト記念3着馬。重賞のメンバー相手でもポテンシャルは引けを取らない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















