テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は13日に女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同76位のE・スイトリナ(ウクライナ)を6-3,…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は13日に女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同76位のE・スイトリナ(ウクライナ)を6-3, 6-3のストレートで破り、四大大会で2度目の決勝進出を果たした。なお、ノーシードの選手がウィンブルドンで決勝に進出するのはオープン化以降初の快挙となった。
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24歳のボンドロウソワは、ツアー優勝こそ1回にとどまっているものの、2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝、2021年の東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)女子シングルスでは銀メダルを獲得している実力者だ。
今大会はノーシードでの出場ながらシード勢を続々と倒していき、準々決勝では第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)を破って準決勝に駒を進めた。
準決勝の第1セット、ボンドロウソワは第5ゲームでブレークに成功するも、第6ゲームでダブルフォルトが絡みブレークバックを許す。それでも攻撃的なプレーを見せたボンドロウソワは、ミスが目立ち始めたスイトリナからさらに2度のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、勢いに乗るボンドロウソワは序盤から4ゲームを連取しスイトリナを突き放す。第5ゲームから2つブレークを返されたものの、第8ゲームで再度ブレークを奪う。最後は自身のサービスゲームをキープし、四大大会で2度目、ウィンブルドンでは初の決勝進出を果たした。
ノーシードの選手がウィンブルドンの女子シングルスで決勝に進出するのはオープン化以降初の快挙となった。
勝利したボンドロウソワは決勝で、第2シードのA・サバレンカと第6シードのO・ジャバー(チュニジア)の勝者と対戦する。
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