テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク43位のC・ユーバンクス(アメリカ)は第3シードのD・メドベージェフに4-6, 6-1, 6-4, 6-7 (4-7), …

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク43位のC・ユーバンクス(アメリカ)は第3シードのD・メドベージェフに4-6, 6-1, 6-4, 6-7 (4-7), 1-6のフルセットで敗れ、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。
>>錦織 2回戦 1ポイント速報<<
>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<
27歳のユーバンクスはウィンブルドンの本戦出場は今回が初。四大大会では昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と落としの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で記録した2回戦進出が最高成績だった。
しかし、今大会は1回戦で世界ランク95位のT・モンテイロ(ブラジル)、2回戦で第12シードのC・ノリー(イギリス)、3回戦で同73位のC・オコネル(オーストラリア)を下し16強入り。4回戦では優勝候補の一角である第5シードのS・チチパス(ギリシャ)をフルセットで破り、ベスト8へと駒を進めた。
この試合、第1セットこそ落としたユーバンクスだったが、第2・第3セットはファーストサービスが入ったときに81パパーセントの高い確率でポイントを獲得。メドベージェフに1度もブレークチャンスを与えることなく、2セットを連取し勝利に王手をかけた。
第4セットも互角の戦いを演じるユーバンクスはタイブレークに突入。しかしここで3度のミニブレークを許しセットを落とすと、疲労の色を隠すことができずファイナルセットへ。
ファイナルセットでは第1ゲームでラブゲームでブレークを許すと、序盤4ゲームを連取され勝負あり。2時間58分の熱戦の末に力尽きた。
試合後の会見でユーバンクスは“夢の2週間”を語った。
「今日の自分のプレーには満足しているよ。ただ、思い通りにいかなかった。それがテニスだ。どの大会でも優勝者は1人しかいない。いいこともあれば悪いこともある。ポジティブなレッスンを受けて、それをどう前進させるかを学ぶんだ。今週、この2週間くらいはポジティブなことばかりだった。今日は勝てなかった。がっかりだよ。僕にとっては残念なことだ。でも、前に進むためのポジティブな兆候をたくさん見せられたと思うから、それでいいと思う」
同日の結果で、メドベージェフら今大会のベスト4が出揃った。メドベージェフは準決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準々決勝で第6シードのH・ルーネ(デンマーク)をストレートで下しての勝ち上がり。
[PR]錦織 圭 復帰第3戦「ATPチャレンジャー シカゴ」をWOWOWで放送・ライブ配信・アーカイブ配信
7/3~7/17 ウィンブルドンテニス WOWOWで連日生放送!WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定

■WOWOWオンデマンドはこちら>