“3本の⽮””3⼈寄らば⽂殊の知恵” 1⼈では達成できない⽬標も、3⼈の⼒を合わせると・・・?昨年、会場内での⼿話通訳の設置や、パラクライミング体験エリアの設置など「クライミングを愛するすべての⽅」が楽しめることをコンセプトに開催されたTH…

“3本の⽮””3⼈寄らば⽂殊の知恵” 1⼈では達成できない⽬標も、3⼈の⼒を合わせると・・・?

昨年、会場内での⼿話通訳の設置や、パラクライミング体験エリアの設置など「クライミングを愛するすべての⽅」が楽しめることをコンセプトに開催されたTHE 3 – UNION IS STRENGTH –。
「⾒えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、視覚障害者をはじめとする⼈々の可能性を、クライミングを通じて⼤きく広げることを⽬的に活動を続ける国内唯⼀の団体 “NPO法⼈ モンキーマジック”。聴覚に障害がある⽅が、スポーツ・⾳楽などのエンターテイメントや遊びを通して、様々な⽅とコミュニ ケーションをとる機会を作ること。また、聴覚に障害をもつ⽅と聴者がお互いの理解を深めるための活動を⾏い、誰もがお互いを認め合い、⽀え合える”インクルーシブな社会の実現” を⽬指して活動を⾏う”⼀般社団法⼈ NEIRO” 。

昨年に引き続き両団体の協⼒に加え、今⼤会ではパラクライミング⽇本代表の 濵ノ上 ⽂哉選⼿、結城 周平選⼿、デフクライマーであり、ブラインドクライマーのサイトガイドも務める伊藤 勝啓さん、そして、昨年のTHE3をきっかけに、ご家族に障がいを持つお⼦さんがいることを公表されボルダリングジャパンカップ等でも選⼿・観客へ理解を広めるため、さまざまなアピールを⾏なっているスポーツクライミング⽇本代表の藤井 快選⼿を企画メンバーに迎え、パラクライマー・デフクライマーを含む「ダイバーシティチーム」には基礎ポイントUPや「全参加者が⽬隠しをして登る”ブラインドエリア”」設置。⽚腕/⽚⾜でのチャレンジを宣⾔して登る「チャレンジカード」の使⽤など“クライミングを愛する⼈”が少しでも参加しやすく、楽しめる環境づくりをモットーに⼤会ルールや競技環境をブラッシュアップ!

そして、3時間という⻑い予選時間を”ゆったり楽しく”過ごしていただけるようまた、観覧の⽅にも⼤会⾃体を楽しんでいただけるよう、多数のブース出店も予定だ。

⾒る側も、登る側も楽しめる、“THE3 – UNION IS STRENGTH – ”
チームの団結を通して、今⼤会のNo.1に輝くのはどのチームか!?

開催概要

タイトル :THE 3 – UNION IS STRENGTH – (ザ・スリー ユニオン イズ ストレングス)
実施⽇程 :2023年8⽉26⽇(⼟)MIDDLE CLASS 、27⽇(⽇)FUN&OPEN CLASS
実施会場 :B-PUMP OGIKUBO 〒167-0043東京都杉並区上荻1-10-12 東亜会館 3F
カテゴリ : 1チーム 3名の男⼥混合チーム
*参加カテゴリーはチームメンバー内の最上位クラスに合わせるものとする
・FUN CLASS 5級以下 35チーム
・MIDDLE CLASS 3級以下 50チーム
・OPEN CLASS 2級以上 15チーム   
定員⼈数 :最⼤ 100チーム(300名)
競技⽅式 :予選:セッション⽅式 制限時間3時間*各カテゴリ上位6チームがFINALへ
FINAL:チームオンサイト⽅式 2分間のオブザベーションタイム+8分間のトライタイム
⼊賞区分 :チーム順位:1位 – 3位
※各カテゴリ、ダイバーシティチームの参加が3チーム以上の場合は ダイバーシティチームでの順位表彰も実施。
参加費  :1チーム ¥15,000 –
※割引制度:下記に該当するチームは参加費を¥12,000とする
学割:チーム内に学⽣(⼩・中・学・⼤・専⾨学⽣)を含むチーム
ダイバーシティ割:パラクライマー・デフクライマーを含むチーム
申込⽇時 :2023年7⽉24⽇ 12:00 – (予定) B-PUMP OGIKUBO HPより
参加賞  :オリジナル マルシェトートバッグ(タイベッグ)
主 催   :株式会社 8611
協 賛 :gramicci
協 ⼒   :NPO法⼈モンキーマジック / ⼀般社団法⼈NEIRO / PUMP / AlphaTheta 横浜DJ Lab
制 作   :株式会社 ニューオールディーズ

企画クライマー


濵ノ上 ⽂哉/Fumiya HAMANOUE

中学⼆年⽣の頃に⽬の特定疾患である網膜⾊素変性症の診断を受ける。
病状進⾏の末、⼤学受験を機に障害者⼿帳を取得。
転勤をきっかけに2013年に地元京都から上京、2016年にNPO法⼈モンキーマジックの⽉例イベントに参加し、クライミングに出会う。健常者、障碍者の垣根を越え、多くの仲間とともに楽しめること、また⾃らの⼒で課題を克服していく達成感などに魅了され、本格的にクライミングにのめりこんでいく。
⾃⾝と同じく視覚に障害を持つ⼩林幸⼀郎⽒の世界選⼿権での活躍に感銘を受け、コンペティターとしてのキャリアをスタート。2018年、初参加となった⽇本選⼿権にて準優勝、⽇本代表権を獲得すると同年、オーストリアにて開催された世界選⼿権では銅メダルを獲得。2021年モスクワ世界選⼿権では念願の初優勝を果たし、2023年ワールドカップツアーでは⼆⼤会連続優勝を達成。現在は、㈱エイト⽇本技術開発の所属アスリートとして活動中。


結城 周平/ Shuhei YUKI

10歳で横紋筋⾁腫になり、左⾜を切断。
その後、⾞椅⼦テニスや陸上・スキーなど、さまざまな種⽬にチャレンジしてみたものの社会⼈とになり、その忙しさからスポーツと疎遠に。
その後、趣味で始めた筋⼒トレーニングの延⻑で前腕が細いため、
会社の同僚の前腕が太い⽅がクライミングをしていたことからクライミングを始める。⽼若男⼥、⽣涯に関わらずセッション出来ることや明確にゴールがあり成⻑が実感しやすかった事からクライミングに夢中に。パラクライミングの⼤会に参加し始め2021年モスクワ世界選⼿権3位を獲得し今年のスイス世界選⼿権にも出場予定。


伊藤 勝啓 / Katsuhiro ITO

20代後半辺りから、⽇常⽣活に⽀障が出る程に聴⼒が低下。
モンキーマジック主催のイベントに参加したことにより、障害の有無に関係なく、皆同じ課題を応援し合いながら、⾃分に合った⽅法でゴールを⽬指すというクライミングの⾯⽩さに気づき、現在ではほぼ聞こえない状態となりながらもクライマーとしてはもちろん、サイトガイドとしてもクライミングに携わる。
⾃⾝のクライミング活動の中で、周囲の「がんば︕」の声に気づけないもどかしさを抱えつつもこのTHE3をきっかけに、デフクライマーとその他のクライマーが交流しお互いの事を理解し合えるきっかけとなることを期待し、企画側へ参⼊した。


藤井 快 / Kokoro FUJII

国内ではボルダリングジャパンカップでは男⼦最多となる4度の優勝を達成、2021年度のIFSCクライミング世界選⼿権ボルダリングでは世界選⼿権初優勝。
⽇々のトレーニングから作られたしなやかながら強靭な⾁体と、冷静さを武器にするオールラウンドプレーヤー。
前回のTHE3への出場時、会場での聴覚障害者に向けた取り組みに興味を持ち、その後⾃⾝のSNSにて家族に障害を持つ⼦供がいることを公表。現在ではボルダリングジャパンカップなど、公式⼤会でも周囲選⼿に呼びかけを⾏いハンドサインを通じてアピールするなど⾃⾝のトップクライマーとしての⽴場を通じ、聴覚障害者への理解を深める活動を⾏う。

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