テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)は世界ランク42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れ、グ…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)は世界ランク42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れ、グランドスラムのシングルスで初のベスト4進出とはならなかった。同日にはダブルス3回戦に登場したペグラは試合中にラケットを破壊。そのことについて会見で質問を受け答えている。
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4度目のウィンブルドン出場となった世界ランク4位で29歳のペグラ。今大会、1回戦で世界ランク46位のL・デイビス(アメリカ)、2回戦で同78位のC・ブクサ(スペイン)、3回戦で同43位のE・コッチャレット(イタリア)、4回戦で同60位のL・ツレンコ(ウクライナ)を下し、大会初の8強入りを決めた。
この日の第1セット、アンフォーストエラーを13本犯したペグラはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が50パーセントに留まる。ボンドロウソワに3度のブレークを許すとリターンゲームでは2度のブレークチャンスを活かせず、先行される。
それでも続く第2セット、開始からブレークチャンスを掴むと第4ゲームでブレークに成功。終盤となった第8ゲームで2度目のブレークを奪い、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ペグラは先にブレークに成功しゲームカウント4-1とリードする。しかし、第6ゲームからボンドロウソワに5ゲームを連取され、1時間55分で力尽きた。
勝利したボンドロウソワは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク76位のE・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。スイトリナは準々決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を7-5, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
また、シングルス準々決勝を終えたペグラはC・ガウフ(アメリカ)とのペアでダブルス3回戦に登場。しかし、L・シゲムンド(ドイツ)/ V・ズヴォナレーワ組に3-6, 3-6のストレートで敗れている。この試合、ペグラは苛立ちを見せラケットを破壊している。
試合後の会見でそのことについて質問を受けたペグラは「明らかに怒っていた。うれしくて壊したと思う? ブレークされて腹が立った。試合には負けた。チャンスはあったのに悔しい試合だった」と明かしている。
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