テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのA・ルブレフは第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に6-4, 1-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、大会初のベスト…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのA・ルブレフは第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に6-4, 1-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。昨年、ロシア・ベラルーシ国籍の選手は出場できず、今大会は2021年以来2年ぶりとなったルブレフは試合後「感謝の気持ちでいっぱい」と明かした。
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25歳のルブレフがウィンブルドンに出場するのは4度目であり、最高成績は2021年の16強。今大会、ルブレフは1回戦で世界ランク64位のM・パーセル(オーストラリア)、2回戦で同50位のA・カラツェフ、3回戦で同123位のD・ゴファン(ベルギー)、4回戦で第23シードのA・ブブリク(カザフスタン)を下し大会初の8強入りを決めた。
大会5連覇中のジョコビッチと対戦した準々決勝の第1セット、第6ゲームで3度のブレークポイントを凌いだルブレフ。第9ゲームでこの日初のブレークポイントを得るとそれを活かし先行する。
しかし、ルブレフは第2・第3セットで得た計7度のブレークポイントを活かすことができず。ジョコビッチに2セットを連取され、セットカウント1-2と後がなくなる。
第4セット、第3ゲームでブレークを許したルブレフはジョコビッチがブレークチャンスを握ることができず。終盤となる第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、2時間48分で力尽きた。
試合後の会見でルブレフは「もちろん、勝ちたかった。この試合に勝つために全力を尽くしていた。同時に残念な気持ちが強いね。僕にはチャンスがあったと思うが活かせなかった。でも、彼(ジョコビッチ)はチャンスがあれば、その小さくても全てものにした。それが違いだった」と悔しさを滲ませた。
昨年はロシア・ベラルーシ国籍の選手は出場できず、今大会は2021年以来2年ぶりとなったルブレフは「昨年はこのスポーツで最高の大会の1つに出場しないことが決まっていた。でも、今年ここに来れて感謝の気持ちでいっぱい。初めての準々決勝で最高のプレーができたと思う。自分を誇りに思うよ」と述べた。
一方、勝利したジョコビッチは四大大会で46度目の準決勝進出となり、R・フェデラー(スイス)に並ぶ歴代最多タイの記録となった。準決勝では第8シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で世界ランク92位のR・サフィウリンをセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。
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