テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのA・ルブレフを4-6, 6-1, 6-4, 6-3の逆転で破り、12度目のベス…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのA・ルブレフを4-6, 6-1, 6-4, 6-3の逆転で破り、12度目のベスト4進出を果たした。試合後の会見でジョコビッチは「先行されたけど、なんとか立て直した」と語った。
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ウィンブルドンで5連覇と8度目の優勝を狙う36歳のジョコビッチは今大会、1回戦で世界ランク68位のP・カチーン(アルゼンチン)、2回戦で同70位のJ・トンプソン(オーストラリア)、3回戦で同88位のS・ワウリンカ(スイス)、4回戦で第17シードのH・フルカチュ(ポーランド)を下して準々決勝に駒を進めた。
この日の第1セット、ジョコビッチは第9ゲームでブレークを許し先行される。それでも第2セット以降、7度のブレークポイントを全て凌ぎブレークを許さず、29本のウイナーを決めるなどして3セットを連取。2時間48分で勝利し、元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)に並び、四大大会で歴代最多タイの46度目の4強入りを決めた。
試合後の会見でジョコビッチは「質の高い素晴らしい試合だった。お互いに良いプレーができたと思う。彼(ルブレフ)はブロックからの出足がとても速かった。ベースラインから、強く正確なショット、特にフォアハンドのコーナーからのショットで大きなプレッシャーをかけてきた」とコメント。
「彼は第1セットの終盤はより良いプレーをしていた。先行されたけど、なんとか立て直して、第2セットの早い段階でブレークを奪うことができた。あれが流れを僕の方に変える鍵だったと思う。ルブレフに打ち勝つことができてとてもうれしい。これまで彼とグランドスラムで対戦した中で、一番良いプレーができたと思う」
勝利したジョコビッチは準決勝で、第8シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で世界ランク92位のR・サフィウリンを6-4, 3-6, 6-2, 6-2で下しての勝ち上がり。
ジョコビッチはシナーとの準決勝について「今日の第1セットを少し見たんだ。彼はとても高いレベルでプレーしている。彼はアグレッシブでポイントを支配するのが好きだから、速いサーフェスでプレーするのが得意なんだ。彼はとても完成された選手。私たち2人には回復のための2日間がある。彼はきっと、勝利へのモチベーションを高く持っていると思う。でも、それは僕も同じだ」と述べている。
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