投打で異能ぶりを発揮し続けている大谷。今季終了後のFAを前に彼の去就は小さくない話題となっている。(C)Getty Im…

投打で異能ぶりを発揮し続けている大谷。今季終了後のFAを前に彼の去就は小さくない話題となっている。(C)Getty Images
あっという間にシーズン前半戦が過ぎたメジャーリーグ。ポストシーズン進出に向け、トレード市場での各球団の動きも活発化するなかで、とりわけ熱い視線を注がれているのが、大谷翔平(エンゼルス)の動向だ。
大きな話題を生み出すのも無理はない。今オフにFA(フリーエージェント)となる大谷は、圧倒的なパフォーマンスで前半戦を終えた。チーム内の打撃成績では、本塁打(32)、OPS(1.050)、三塁打(6本)、打点(71)、打率(.302)のほか、出場試合数(89)、打席数(398)、得点(63)、安打(103)、盗塁(11)、出塁率(.387)、長打率(.663)でトップに君臨。
投手としても、先発登板数(17)、防御率(3.32)、勝利数(7)、投球回(100回1/3)、奪三振(132)、WHIP(1.10)、被打率(.189)、QS数(10)、勝率(.636)でトップに立っている。
あくまでチーム内での成績だが、驚異の19冠だ。エンゼルスにおける大谷がいかに重要かつ必要不可欠な存在であるかを示す結果と言えよう。
まさに「エースで4番」とも言うべき千両役者ぶりを発揮している大谷。一方でエンゼルスはポストシーズン進出争いから後退しているのが現状であり、可能性は日増しに薄れている。ゆえに今夏のトレードで稀代の天才を迎え入れようとする球団は少なくなく、米メディアでも注目を集めているのだ。
米紙『New York Post』の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、「今シーズン前半戦のポジティブなニュースはショウヘイ・オオタニのこの世のものとは思えないようなパフォーマンスだ。彼は個人として史上最高のシーズンを過ごし、最も早くMVPを手にした」と大谷のセンセーショナルな活躍を賞賛。そのうえで囁かれるトレードを「アート・モレノ(オーナー)をはじめとするエンゼルスの幹部は放出に消極的だ。チームの置かれた状況やロジックはオオタニが去らなければならないと告げている」と分析。そして、買い手となる球団が獲得すべき理由を列挙した。
「若干ではあるがエンゼルスがオオタニをトレードに出す可能性は残されている。獲得に乗り出す球団のメリットは数多にある。オオタニの価値はもはや数字では推し量れない領域にあり、彼がもたらす興奮は天井知らずだ。仮にトレードで獲得したチームは、フリーエージェント後の彼に長期滞在するよう説得するうえで、重要なスタートを切ることができるだろう。たったレギュラーシーズン終了までのわずか2か月とはいえ、非常に大きな価値をもたらすに違いない」
米球界の名物記者をして「彼には莫大な価値がある」と言わしめた大谷。彼とエンゼルスの決断は、現地8月1日に迎えるトレード市場のデッドラインデーまで注目を集め続けそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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