「山下達郎さんの音楽って沢山の人が聞いてるじゃないですか。こんなことは言って欲しくなかったなぁ(宮根誠司)」 10日、読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」で司会を務める宮根誠司の言葉がネット上でじわじわと反響を集めているようだ。 ミヤネ屋で…

「山下達郎さんの音楽って沢山の人が聞いてるじゃないですか。こんなことは言って欲しくなかったなぁ(宮根誠司)」

10日、読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」で司会を務める宮根誠司の言葉がネット上でじわじわと反響を集めているようだ。

ミヤネ屋で特集されたのはここ数日、ネットニュースなどで伝えられているシンガー・ソングライター山下達郎と音楽関係者の間に巻き起こった「ある憶測」についての話題だった。

事の発端は、音楽プロデューサー・松尾潔のSNS発信からなのだとか。このSNSでの発言について、それぞれが時差で言及する形で様々な憶測や忖度が渦巻いている状態。番組内では、この様子を事細かくレポートし、松尾氏本人からのメッセージを公開する形で番組進行している。

宮根が思わずコメントしたのは、山下達郎が(9日に放送されたラジオ番組)TOKYO FM『山下達郎サンデー・ソングブック』の中での発言について。

「さてこの度私のオフィス、スマイルカンパニーと業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、そのことについて私の名を挙げたことでネットや週刊誌等で色々と書かれております。私はツイッター・フェイスブック・インスタといったモノを一切やっておりませんのでネットで発信することが出来ません。そのため私の唯一の発信基地であるこの『サンデー・ソングブック』にて私のお話を皆さんにお聞きをいただこうと思います。少々長くなりますがお付き合いください」と語った上で、山下は番組終盤で「このような私の姿勢を、忖度あるいは長いものに巻かれていると解釈されるのであればそれでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と発言している。

一連の騒動や憶測を理解した上で宮根は「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」という山下の発言に首を傾げながら「こんなことは言って欲しくなかったなぁ」と発言していた。

文/スポーツブル編集部

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ちなみに音楽プロデューサー松尾さんは先日、自身のTwitterでメディアへの見解についても発言されています。ミヤネ屋にコメントを寄稿した意図も、音楽やエンタメをこよなく愛する松尾さんらしい言動だなと筆者は個人的に感じました。

我々メディアやユーザーにはもちろん真実など知り得ませんし、松尾さんや山下さんの音楽に人生をかける想いは一部しか受け取ることができません。ただこの一連の報道やネットニュースには「声を上げずにはいられない」「沢山の音楽ファン」がまだまだ日本全国にいることが確証されたと思います。CDが売れない時代と言われ十数年が経過していますが、まだまだ音楽の力は絶大です。松尾さん、これからもKCミュージックを世界中に発信し続けてください。ご機嫌なSNSも更新を楽しみに待っています。そして達郎さん、悪人善人問わずどんな人間にも音楽は不要なことなど絶対にありえませんので、気が向いたらで構いません。達郎さんの音楽やメッセージをこれからも私たちにも聞かせてください。追記:松尾さーん、もしどこかでお逢いできたら改めてご挨拶と名刺交換させてください。中野さんと同じ幕張のスタジオにいた鈴木がこの記事を執筆しました。かなり前に渋谷で「あなた変わらないね」ってKC語録を言って頂いて嬉しかった女です笑 どこかで松尾さんをお見かけしたらお声がけさせてください、私も今の仕事を一生懸命頑張りますので!