テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第17シードのH・フルカチュ(ポーランド)の男子シングルス4回戦が行われたが、7-6 (8-6), 7-6 (8-6)とジョ…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第17シードのH・フルカチュ(ポーランド)の男子シングルス4回戦が行われたが、7-6 (8-6), 7-6 (8-6)とジョコビッチが2セットアップとした時点で日没サスペンデッドとなり翌日に順延となった。この試合の第2セット、第8ゲームではネット際のボールに反応したジョコビッチはそのままネットに乗り上げる場面があった。
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ウィンブルドンで5連覇と8度目の優勝を狙う36歳のジョコビッチ。今大会は1回戦で世界ランク68位のP・カチーン(アルゼンチン)、2回戦で同70位のJ・トンプソン(オーストラリア)、3回戦で同88位のS・ワウリンカ(スイス)を全てストレートで下して4回戦に駒を進めた。
この日の第1セット、互いにブレークチャンスを与えず、サービスキープを続けタイブレークに突入。先にミニブレークを許し6-3とされたジョコビッチだったが3度のセットポイントを凌ぐ驚異の粘りを見せ、5ポイント連取で先行する。
続く第2セット、第4ゲームで1度のブレークチャンスを活かせなかったジョコビッチ。第8ゲームでは4度のブレークチャンスを掴むも活かすことができず。この場面、ネット際のボールに反応したジョコビッチはその勢いのままネットに乗り上げた。対戦相手のフルカチュは笑顔で駆け寄っており、ウィンブルドンの公式ツイッターは「ネットに気を付けて」と動画を投稿している。
その後、サービスキープが続き再びタイブレークにもつれ込むとミニブレークの奪い合いを制したジョコビッチが2度目のセットポイントをものにし、2セットアップと勝利に王手をかける。
この時点で試合は日没サスペンデッドで翌日に順延。なお、試合は現地時間10日のセンターコート第2試合に組まれている。
この試合の勝者は準々決勝で第7シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは4回戦で第23シードのA・ブブリク(カザフスタン)を7-5, 6-3, 6-7 (6-8), 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードのJ・シナー(イタリア)と世界ランク92位のR・サフィウリンが8強、第21シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が16強に駒を進めている。
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