バスケットボール・NBAの「レイカーズ」と再契約を結んだ八村塁が8日、ドジャースタジアムで行われた(ドジャース対)エンゼルス戦の始球式に登場し、大役を務めあげた。 試合前には「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」として太鼓パフォーマンスが披露…

バスケットボール・NBAの「レイカーズ」と再契約を結んだ八村塁が8日、ドジャースタジアムで行われた(ドジャース対)エンゼルス戦の始球式に登場し、大役を務めあげた。

試合前には「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」として太鼓パフォーマンスが披露され、日本の国歌「君が代」とアメリカの国歌独唱を歌手・クリスタル・ケイが歌い上げたという。

八村は、背番号8を背負い「BLACK SAMURAI」と書かれた特製ユニホームでマウンドに上がり、キャッチャー役を務めたドジャース・ロバーツ監督の構えるミットにノーバウンド送球を成功させた。

ちなみにこの始球式の様子は、エンゼルスの大谷翔平も見守っている。大谷は、この日のゲームで1番・指名打者としてスタメン入り。7回・第4打席で5試合ぶりとなる32号本塁打を放ち、チームに貢献。誕生日を迎えたばかりの主砲が29歳初アーチを披露した。

6日、バスケットボール・NBAの「レイカーズ」と再契約したことを公式SNSでシェアし、話題を集めたばかりの八村塁。

同日、チームの公式Twitterからは、日本語で「おかえりなさい八村塁」とツイートされ、八村本人も「Run it back」と反応。「Run it back!! 💛💜」と綴り、コート内外で古巣への復帰を多くの人たちが祝福していた光景も印象的だった。

ちなみに八村は8月開催のW杯には欠場が決まっている。さらに今季のオフは制限付きフリーエージェントになっており、交渉解禁日となる6月30日には現地メディアが「レイカーズと3年総額5100万ドル(約71億4000万円)で契約合意に至った」とも報じられていたらしい。

八村本人のSNSには、愛犬や家族との微笑ましい画像がシェアされていた。八村塁はベナン人の父と日本人の母を持ち、弟1人と妹2人がいることも知られている。弟は八村阿蓮(あれん)Bリーグでプレーしており、妹は、八村安美菜(あみな)兄と共にバスケットボールに向き合っている毎日だ。

文/スポーツブル編集部