テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は８日、男子シングルス３回戦が行われ、第３シードのＤ・メドベージェフが世界ランク６７位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を4-6, 6-3, 6-4, 6-4の逆転で破り、２０…

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は８日、男子シングルス３回戦が行われ、第３シードのＤ・メドベージェフが世界ランク６７位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を4-6, 6-3, 6-4, 6-4の逆転で破り、２０２１年以来２年ぶり２度目のベスト１６進出を果たした。
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２７歳のメドベージェフは２０２１年に記録した１６強がウィンブルドンの最高成績。今年は１回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク３９１位のＡ・フェリー（イギリス）、２回戦で同３５位のＡ・マナリノ（フランス）をいずれもストレートで下し３回戦へ駒を進めた。
この試合、第１セット第３ゲームで先にブレークを許す展開となったメドベージェフは、ストロークのミスが目立ちブレークバックできずに落とす。それでも第２セットでは第４ゲームでラブゲームでこの試合初のブレークに成功。サービスゲームでは２度のブレークチャンスを与えたがこれを凌ぎセットカウント１－１に追いついた。
第３セットはファーストサービスが入る確率が８０パーセントを記録したメドベージェフがフチョビッチに１度もブレークポイントを与えず。リターンゲームで１度ブレークし勝利に王手をかけると、第４セットでは第３ゲームで２度のデュースの末に先にブレーク。アンフォーストエラーを６本に抑える安定感を見せ、３時間４分で逆転勝ちをおさめた。
４回戦では第１６シードのＴ・ポール（アメリカ）と世界ランク３７位のＪ・レヘチカ（チェコ）のどちらかと対戦する。
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